医薬品

プロペトとワセリンの違いと種類について徹底解説

2021/1/20(水)

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Mr.T

こんにちは。Mr.Tです。
今回はワセリンの種類と違いについてです。

 

白色ワセリン、プロペト。

 

乾燥する季節になると大活躍するワセリン

普段から使っている方も多いと思いますが、ワセリンにも種類があるのをご存じでしょうか?

 

処方薬でもOTC(市販薬)でもワセリンを手に入れることができますが、成分は白色ワセリンでもその純度によって色や名前が違ってきます。

 

今回はワセリンの種類と違いについて説明していきます。

 

ワセリンとは?

ワセリンとは、原料である石油から得た炭素水素類の混合物を脱色して、高純度に精製したもののことを言います。

肌表面にバリアのようにとどまるので、ホコリや化学物質などの刺激物から肌を守ります。

 

また、保湿剤としても使われますが皮膚の水分を蓄える力はなく、皮膚から水分が失われるのを防ぐために使用されます。

純度の違いによって種類があります。

 

  • 黄色ワセリン
  • 白色ワセリン
  • プロペト
  • サンホワイト

 

以上の4種類に分類されます。

黄色ワセリンが一番純度が低く、サンホワイトが一番純度が高くなります

 

ココがポイント

純度

黄色ワセリン < 白色ワセリン < プロペト <サンホワイト

 

黄色ワセリン

ワセリンの中で一番純度が低いものです。

純度が低いということは、不純物が多く含まれているということです。

 

名前の通り、色は黄色です。

純度が低いので安く手に入りますが、敏感肌やアトピーの方、赤ちゃんは刺激やかぶれを生じる場合があります

 

 

白色ワセリン

黄色ワセリンの純度を高めたものです。

 

名前の通り、色は白色です。

一般的にワセリンというと白色ワセリンのことを指します。

処方薬でもよく出される薬です。

そのまま出されることもあれば、ステロイドと混合することもあります。

 

また、OTCでも安く買うことができます。

敏感肌やアトピーの方、赤ちゃんは白色ワセリン以上の純度のものを使用した方がいいでしょう。

 

 

プロペト

白色ワセリンの純度を高めたものです。

 

色は白色です。

白色ワセリンと同じく、処方薬でもよく出される薬です。

そのまま出されることもあれば、ステロイドと混合することもあります。

 

また、OTCでも安く買うことができます。

白色ワセリンより純度が高いので値段が少し高くなりますが、刺激性や副作用は少なくなります

 

 

サンホワイト

プロペトの純度を高めたものです。

 

色は白色です。

プロペトでも刺激やかぶれなどの副作用が出てしまう人や肌の弱い赤ちゃんに使用されます。

アレルギーパッチテストの基剤に使用されるほど刺激が少ないです。

処方薬では出されません。

 

OTCでは販売されていませんが、手に入れることはできます。

これは「薬」ではなく「化粧品」の扱いなのです。

薬のコーナーには置いてませんので、化粧品のコーナーに行きましょう。

 

まとめ

以上、ワセリンの種類と違いについて説明してきました。

純度の違いによって4種類に分けられます。

 

ココがポイント

純度

黄色ワセリン < 白色ワセリン < プロペト <サンホワイト

 

純度が高いものほど刺激性が少なく、かぶれなどの副作用が少なくなります。

 

サンホワイトは化粧品の扱いなので薬のコーナーに置いていないことに注意しましょう。

 

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参考文献:https://kurashinista.jp/articles/detail/18878

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