ドラッグストアの休憩時間って何をしてもいいの?
休憩時間はしっかり取れる?
休憩中に呼び出されたりする?
今回はこのようなお悩みを解決します。
休憩時間は基本的に何をしてもOK。
外出する人も多いよ。
けど、責任者や登録販売者、薬剤師によっては休憩中に呼び出されることもあるよ…
店舗の形態や人員によっても違ってくるから、一概には言えないね。
休憩時間は労働基準法できちんと定められています。
Mr.Tが働いているドラッグストアでは、1日6時間以上働く場合は1時間休憩を取る規則になっています。
休憩時間は何をしても構いません。
しかし、役職や立場によってはしっかり休憩を取れないことも…
今回はドラッグストアの休憩時間についてMr.Tの経験談から説明します。
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Contents
ドラッグストアの休憩時間は自由時間
休憩時間は基本的に何をしても構いません。
ドラッグストアでは店舗によって営業時間が違い、シフトによっていつ休憩に入るかが変わってきます。
売上が多くて従業員の人数が多い店舗はまとまってお昼の時間帯に休憩に入ることが多く、結構騒がしいです。
逆に従業員の人数が少ない店舗は一人で休憩に入ることが多いです。
全員がまとまって休憩に入ってしまうと売り場に従業員がいなくなってしまうので、シフトの組み方も重要になってくるよ。
食事の時間
基本的に休憩中に食事をとる人が多いです。
お昼はもちろん、ドラッグストアでは深夜営業、24時間営業の店舗もあるので休憩のタイミングで食事をとります。
仮眠の時間
食事をとり終わったら仮眠する人もいます。
Mr.Tもよく寝てます(笑)
休憩時間は1時間あります。
食事に1時間はかからないので、終わり次第眠るようにしています。
昼寝は午後の作業効率の向上に役立ちます。
15分から20分程度の仮眠を取ることで頭がすっきりします。
時間がない時は5分程度でも構いません。
30分以上の昼寝は深く眠り過ぎて、逆につらくなってしまうので注意。
仮眠する前にコーヒーなどのカフェインを取ってから昼寝するとすっきり起きることができます。
休憩室に人があまりいない時にしか仮眠はあまり取れませんが…
おしゃべりの時間
休憩室に人数が多いと自然とおしゃべりの時間になります。
仕事のことからプライベートのことまで様々…
コミュニケーションの一環として役立ちます。
ゲームなどのコミュニケーションの時間
休憩中は何をしてもいいので、ゲームをして楽しんでいる人もいます。
一人で黙々と楽しんでいる人もいれば、スマブラなどの対戦ゲームでみんなとワイワイやっている人たちもいます。
騒ぎすぎ、熱くなり過ぎには注意を。
勉強の時間
学生バイトは試験が近くなってくると、休憩時間に勉強している人もいます。
また、学生以外でも資格取得のためにスキマ時間を利用して勉強している人もいます。
ドラッグストアだと登録販売者の資格を取るように促されるので、登録販売者の試験勉強をしている人が多いです。
わからなければすぐそこに薬剤師や登録販売者の先輩がいるのですぐに聞くことができます。
特に勉強することが無くても読書などで楽しんでいる人もいるので、休憩時間の使い方は人それぞれでだよ。
▼登録販売者に関する記事はこちらからご覧ください。
一度帰宅する時間
一度帰宅して用事を済ませたり、食事をしてまた店舗に帰ってくる人もいます。
家が近いパートさんはこのパターンが多いです。
家に家族やペットがいるとか、店舗で食事をとりたくないなど理由は様々です。
ドラッグストアの休憩はどこで取る?
休憩を取る場所は休憩室だけなのでしょうか?
基本的に事務所などの休憩室で休憩を取ることが多いですが、休憩時間は拘束されないのでどこで取っても構いません。
以下、休憩を取っていい場所を説明します。
休憩室
ほとんどの人が休憩室で休憩を取ります。
食事、仮眠、おしゃべり…
人が集まる場所なので、みんなでワイワイやりたい人は休憩室にいればたくさんのコミュニケーションを取ることができます。
外出してもOK
食事の為に外出することもOKです。
店舗の近くに飲食店がある場合は外出して外で食べてくる人が多いです。
お店が混んでいる場合は、1時間できちんと帰ってこられるように計算して外出しましょう。
主婦のパートさんたちだと、休憩時間中に銀行や市役所などの用事を済ませるために外出する人も多いです。
平日週5で朝から晩まで働いているパートさんもいますので。
車の中
コロナウイルスが蔓延し始めてから、車の中で一人で休憩時間を過ごす人も多くなりました。
休憩室だとどうしても密になってしまうので、いくらウイルス対策をしていても気になる人は気になりますよね。
ワクチンが普及する前は店舗から感染者が出るとその店舗は閉鎖して消毒を行わなければならないし、家族にうつらないように隔離しないといけないので皆さんとてもピリピリしてました…
また、人が集まるのが苦手な人もいるので、車の中だと一人の空間を作れるのであえて車の中で休憩を取る人もいます。
Mr.Tも仮眠をとる時は車の中ですね。
休憩室で仮眠を取りたいときに他の人が入ってくるとお互い気を遣ってしまうので。
立場や役職によっての休憩の違い
責任者、管理薬剤師、パート…
ドラッグストアでは立場や役職によって休憩の取り方が少し違ってきます。
店舗に複数人数いて、代わりがいるのであれば1時間きっちりと休憩が取れますが、ほとんどの店舗には責任者や担当者は1人しかいません。
例えば社員の店長、副店長、管理薬剤師、登録販売者、ビューティーアドバイザー(BA)など、店舗の主要人物となる人間が休憩に入り、売り場からいなくなってしまうと様々な支障が出てしまいます。
休憩時間は店舗に拘束されないというのが基本ですが、Mr.Tの経験上、このように自分の代わりがいない場合は休憩時間は取れますが、店舗に拘束される形となります。
人によって休憩の取り方が違うんだね。
店長、副店長、責任者など
店長と副店長のどちらも出勤しているのであれば一人に任せて自由になれますが、基本的にはどちらか一人が出勤でどちらかが休みと言った場合が多いです。
ドラッグストアは勤務時間が長く、年中無休の店舗が多いので。
何かあった場合には責任者が出て行かなければならないので席を外すわけにはいかないのです。
仕事はたくさんあります。
いつどこで呼び出しがかかるかわからないので、1時間まるまる外出するわけにはいかないのです。
特に店舗に登録販売者がいなくなってしまう場合には要注意です。
深夜などでは薬剤師がいなく、登録販売者が責任者として店舗を運営している場合が多いです。
薬剤師や登録販売者などの薬に詳しい人がいないのにも関わらず薬を販売することはできません。
中には責任を押し付けて出て行く店長もいますがね…
▼ドラッグストアの仕事内容については以下の記事をご覧ください。
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美容部員(化粧品担当・ビューティーアドバイザー)
美容部員はMr.Tの経験上、売上が高い店舗でもそこまで多くの人数が一度に働くことはありません。
薬剤師であれば処方箋枚数が多ければ多いほど薬剤師の人数が増えていきますが、美容部員はほとんどの店舗が一人で、多くても3人です。
(Mr.Tが働いているドラッグストアの話です。ちなみにMr.Tがいる店舗もそこそこの売上があるのにも関わらず美容部員は一人です。)
美容部員は接客がメインで、いい接客をしないと売上が伸びない職種です。
特に高額な商品は棚に置いてあるだけでは絶対に売れません。
休憩時間中にお客さんが来てしまうと、食事中にも関わらず接客に向かわなければなりません…
別に国や会社の決まりとしては出て行かなくてもいいのですが、店の売上、お客さん、自分の実績などを考えると休憩を中断してでも接客に出て行ってしまう人が多いのが現状です。
Mr.Tも複数店舗経験してきましたが、休憩中に接客に呼ばれて出て行く人の確率は100%でした。
美容部員はお客さんからご指名が入ることが多いので、出て行かないわけにはいかないんですよねぇ…
▼美容部員に関する記事はこちらからご覧ください。
管理薬剤師
人によって変わってくると思います。
「休憩中も不安だ、人には任せられない」
という人は休憩室で待機していますし、
「しっかり休憩取りたい!」
という人は外出する人もいますし。
Mr.Tは後者ですね。
休憩中にもトラブルが起こる可能性もありますが管理薬剤師が出勤しない日もありますし、今いる人員で本当にそのトラブルを解決できないのかというと実際はそうでもないです。
「本当に困ったときは電話で連絡して」
というのがMr.Tのスタンスですね。
最初はMr.Tも前者で休憩室で常に待機していたのですが、結構何でもかんでも聞きに来ることが多かったのです。
頼られていると言えば聞こえがいいですが、裏を返すと自分たちで解決する気が無いということ。
Mr.Tがいなくなっても自分たちでなんとかトラブルを解決してもらわなくては困るといった理由から、休憩室を離れることにしました。
結果的にMr.Tがいなくても自分たちで考えて行動してくれるようになりましたし、Mr.Tもゆっくりと休憩を取れる。
人に任せる、育てるということも非常に重要です。
▼管理薬剤師の仕事内容、仕事を上手に頼む方法については以下の記事をご覧ください。
一人薬剤師
最近は一人薬剤師の店舗は薬剤師が休憩中は閉局する店舗が増えてきました。
例えば13:00~14:00の間は、ドラッグストア自体は開店しているが薬局は閉局。
処方箋は受付不可、要指導・第一類医薬品は販売不可能となります。
お客さんにとっては迷惑ですが、働き方改革で社員にとって働きやすい環境にしていくための施策でもあります。
上記の形態であれば1時間しっかりと休憩を取れますし、外出もできます。
しかし、Mr.Tが一人薬剤師で管理薬剤師の時はこのような形態ではありませんでした。
休憩時間中も薬局は開局し、処方箋や要指導・第一類医薬品が来るとすぐに呼び出されるという…
カップラーメンのお湯を入れた瞬間呼び出されるというのは日常茶飯事…
しっかりと休憩を取れるような環境ではなかったですね。
上記で説明したように薬局を閉局してしっかりと休憩時間を確保するように変化してきているので、
「しっかりと休憩が取れない! 辞めてやる」
となる前に上司や会社に相談した方がいいでしょう。
カップラーメンにお湯を入れると、なぜかお客さんが来るんですよねぇ…
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登録販売者の休憩中は資格者不在?
上記でも説明しましたが、店舗に登録販売者がいなくなってしまう場合は要注意です。
登録販売者の資格を持っている人が店舗にいないと、医薬品を売ることができなくなってしまいます。
出勤していても休憩で外出してしまい、一時的に資格者不在になってしまうと営業できなくなるのです。
登録販売者が店舗に一人しか出勤していない場合は外出することはできないでしょう。
資格者・担当者不在時の対応方法
基本的には資格者が不在にならないようにシフトを組むべきですが、スタッフの人数や人件費を考えるとそうはいきません。
基本的に登録販売者は店舗に一人しかいない場合は外出できないので、店舗に常駐しなければなりません。
お客さんから対応を求められた場合は休憩中でも接客しなければならないでしょう。
薬剤師も登録販売者と同様ですが、薬剤師の休憩中に薬局を閉局する場合はお客さん、患者さんの対応はしなくても構いません。
化粧品担当は資格者ではないので、不在でも化粧品を販売することはできます。
しかし、お客さんから対応を求められた場合は接客する人が多いです。
店舗の方針によって違ってきますが、薬局が閉局している場合は時間になるまで待ってもらうしか方法はありません。
登録販売者や化粧品担当は休憩中でも接客してもらうという店舗が多いです。
1時間連続でしっかりと取れることは稀ですね。
休憩中に呼び出されてしまったら…
休憩時間はまとまって1時間取らなくても構いません。
分割してもまったく問題ないのです。
例えば13:00~14:00の時間で休憩を取る予定だった。
しかし、13:30に接客に呼ばれて帰ってきたのが14:00だった。
実質30分しか休憩を取っていない。
残りの30分は無くなるわけではなく、どこのタイミングで残りの30分を使ってもいいわけです。
そのまま14:30まで休憩していてもOK。
14:00でいったん休憩を切り上げ、終業時間までのどこかで30分休憩を取るのもOKです。
このことを知らない若手が多いことも事実です。
上司がしっかりと教えていない、または責任者である自分が早く売り場に戻らなければならないという責任感が強いのか、しっかりと休憩を取っていない人が多いのです。
休憩時間は時間分しっかりと取らなければなりません。
従業員の権利でもあります。
まとめ
ドラッグストアの休憩時間について説明してきました。
あくまでMr.Tがいる会社での体験談ですが、他の会社も大きく変わることが無いと思います。
休憩は食事をしたり仮眠を取ったり様々ですが、仕事の後半の作業効率を上げるためにも重要なタスクです。
休憩時間にゲーム大会をして騒ぎすぎ、午後の仕事はまったく手がつかない…というのは考え物です。
調剤過誤なんてされた日には…
自由だからと言ってハメを外しすぎるのは社会人として、従業員としてどうか思います。
後半の仕事に影響が出ない程度にハメを外しましょう。
偉そうなことを言っていますが、Mr.Tも人のことはあまり言えません。
休憩中には様々な人と様々なことを話してきました。
中にはクビが飛ぶような話も、女性に聞かれるとマズイ話などなど…
成人とはいえ、精神的に幼稚な男どもが集まるとそこは男子校のノリとなります。
しかし、ストレス発散の場でもあったのは事実です。
上手く休憩時間を利用し、仕事にコミュニケーション、両方を充実させていきたいですね。
▼ドラッグストアの休日・有給については以下の記事をご覧ください。
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