毎日毎日レジ打ちやってるけど、正直レジ嫌いなんだよね。
みんな当たり前のようにやってるけど、レジ嫌いなのはわたしだけ?
レジ嫌いな人は結構いるよ。
やること多いし、常にお客さんの前だから気も抜けないしね。
ドラッグストアで働くうえで、レジは避けて通れません。
社員、バイト・パート、薬剤師、登録販売者、化粧品担当、役職関係なくレジは全員が経験をします。
レジが打てなければ話になりません。
その中でも特にバイト・パートがレジを打つ機会が多いです。
レジは正直やることが多くて大変です。
混んでくると常に体と頭を動かして作業を行わないと、お客さんを待たせてしまうことになります。
また、レジの前はお客さんが必ず通るので店の顔にもなりますし、クレームが一番来やすい場所でもあります。
そんなわけでレジをやりたくないという人が多い傾向にあります。
今回はレジやりたくない問題についての個人的見解です。
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Contents
レジは大変だが誰にでもできる
レジは大変です。
特にお客さんが多い時間帯は激務です。
最近のレジは支払方法が多くなり、お客さんに聞くことも多くなってきているので体力的に、精神的にもかなりきます。
支払方法は現金だけではありません。
クレジットカード、電子マネー、モバイル決済、ポイント決済…
半額処理、ポイント還元、レジ袋の有無…
などなど、他にも様々なやらなければならないこと、聞かなければならないことがあります。
しかし、冷静に周りを見てみると、レジを打っている人で何か特別なものを持っている人はいるでしょうか?
薬剤師であれば薬剤師免許が必要です。
登録販売者であれば試験を受けて資格を取らなければなりません。
レジは高校生からベテランパートまで幅広い人たちが行っています。
特別な資格は必要ありませんし、誰にでもできる仕事なのです。
最初はやることが多くて難しく感じますが、経験を重ねると体が勝手に動くようになります。
考えなくても自然とできるようになるんですね。
自信をもってレジを行うためにはとにかく経験を積むしかありません。
「レジができないから他の仕事をしたい」
という人もたまにいますが、誰にでもできるレジをできない人が他に何の仕事ができるのでしょうか?
厳しいことをいいますが、そんな人は店舗に必要ありません。
仕事には個人によって向き不向きがあり、Mr.Tもレジは苦手だし、やりたくないです。
しかし、やらなければ仕事になりません。
苦手でも最低限打てるようになればいいんです。
レジが原因で辞めてしまう前に、もっと経験を積んでから諦めた方がいいと思います。
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レジが嫌い・やりたくない理由
ちょっと厳しいことを言いましたが、これが店舗の人間の本音だと思います。
「この仕事は苦手です。だからやりません。」
で通用する世界ではありません。
これはドラッグストアだけでなく、他の仕事も同じです。
そんなことを言っても嫌なものは嫌ですね。
わかります。
Mr.Tもレジは大っ嫌いなので。
ここでレジが嫌になる原因を考えてみます。
お客さんへの対応
すべてのお客さんに対応しなければいけないので非常に疲れます。
ずっとニコニコしながら働くのは非常に苦痛です。
いいお客さん、クレーマー、不愛想、おしゃべり…
すべてなので神経をかなり使いますね。
長く働いていると中には顔なじみのお客さんもいるので、レジの最中に話しかけてくる人もいます。
あちら側は悪気はないのですが、作業をしているこちらとしてはミスできないし、正直迷惑…
と感じることもあります。
クレーマーは特に厄介ですね。
レジが止まってしまい、後ろのお客さんにも迷惑がかかるので早めに責任者にパスしましょう。
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ドラッグストア・調剤薬局のクレーマー・迷惑客・患者をまとめてみた
作業の多さ
上記でも説明した通り、作業が非常に多いです。
慣れてしまえば流れ作業ですが、慣れるまでは一つ一つ丁寧にこなすようにしましょう。
作業ミス
ドラッグストアの仕事の中で一番多いミスはレジです。
スキャンし忘れた、お金を渡し忘れた、商品が袋に入ってなかった…
などなど、例を挙げるとキリがありません。
当然、レシートにはレジを打った従業員の名前が載っているので名指しでクレームが来ます。
混雑時の忙しさ
暇な時は本当に暇です。
しかし、混雑時は戦場です。
休んでいる暇がありません。
混んでいる時間帯は誰もがレジに入るのを嫌がります。
スピードを要求されて焦る
レジにはお客さんが並びます。
何人並んだら応援を呼ぶという決まりがあると思いますが、一人並んだぐらいでは応援は呼びません。
当然お客さんは待たされます。
イライラします。
だからこそ、チンタラやっているとお客さんは怒ります。
誰でも待たされるのは嫌ですよね。
「早くしろ、早くしろ」
とスピードを要求されると焦ります。
ミスもしやすくなります。
悪循環ですね。
レジ応援で呼ばれるのが嫌
メインのレジに入っておらず、品出しなどの他の仕事をしていてもレジ応援で呼ばれることがあります。
レジ応援で呼ばれるときは、大抵混んでいるときか、トラブルがあったときです。
レジに長蛇の列ができてしまうとお客さんはイライラしてしまうので、店員へのあたりもきつくなりがちです。
クレームにも繋がりやすいし、レジ応援で呼ばれたときにレジから遠い場所で仕事をしていると走る距離も長くなるので疲れてしまいます。
店舗の端から端までダッシュって結構ツライ…
しかもその後にミスできないレジ打ちだし。
▼品出しに関する記事はこちらをご覧ください。
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ドラッグストアの品出し・前出しはきつい? 内容・やり方のコツを徹底解説
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気を抜けない
レジは店舗の顔です。
お客さんがいつ来るかわかりません。
常に気を張っていないといけないのです。
ボケーっとした顔をお客さんに見られたらマズイですよね。
立ちっぱなしなのもキツイ理由の一つですね。
お客さんがいない時でも基本は立っていなければなりません。
サボれない
「サボる」という表現はいかがなものかと思いますが、レジに入るとサボれません。
気を抜けないと同じなのですが、レジに入るとoffの時間を作れなくなってしまうのです。
飲み物を飲む、トイレに行くといった行動も制限されます。
売り場で作業をしているときは、お客さんがいない時は結構気を抜けます(笑)
ただし、店員の目と監視カメラの目があるのでサボり過ぎには注意して下さい。
ずっとonの状態では最後まで気力や体力が持ちません。
うまく、onとoffを切り替えられるようにしたいものです。
昔の話ですが、すっごく暇な店舗で働いていた時にレジに入っていた社員が太極拳をしていました。
その時はお客さんが店内に誰一人いなかったので気を抜いていたのでしょう。
事務所の監視カメラで店長がそれを発見し、大目玉をくらっていました(笑)
レジに入るのが苦手、怖い?
上記の理由から、レジに入るのが怖くて嫌になってしまう人が非常に多いです。
ドラッグストアで働いていて、
「レジが怖いのでやりたくないです。」
は通用しません。
本当に嫌であれば辞めるしかないですが、経験を積んだり、対策を立てたりすることでレジが怖くなくなります。
以下、レジ打ちが怖い時の対処法や工夫を説明していきます。
レジ打ちが怖い時の対処法・工夫
作業内容を一つずつ確認し、パターン化する
レジはスピードが要求されるので、焦る気持ちはわかります。
焦ってしまうとミスに繋がり、そのミスで怒られてしまって結果的にレジが怖くなってしまいます。
なので、一度レジの流れを一つ一つ確認し、ミスや漏れが無いようにしましょう。
慣れてくると流れに任せてレジ打ちをするようになるので、ミスや漏れが多くなりがちです。
一つ一つ確認し、丁寧に行うことによって自分の中でパターン化され、自然とスピードはついてきます。
シフトの変更を相談する
1日のシフトの中で、どうしても忙しい時間帯があります。
店舗によって異なりますが、世間がお昼休憩のときや、夕方の買い物の時間にレジが混みやすいです。
これらの時間帯を避けるようにしましょう。
例えば開店直後や深夜などはそこまでレジは忙しくありません。
レジに慣れるまでは比較的レジが忙しくない時間帯に変更してもらう、シフトの時間をずらすなどの対策もできます。
他の人に相談、観察をする
例えば自分がいる店舗の先輩、他の店舗のレジ打ちを注意深く観察してみましょう。
自分とは違う、効率的な方法でレジ打ちを行っているかもしれません。
商品のかごからかごへの移し方、お金の数え方、言葉使いなど、人によって違います。
参考になる部分があればパクってしまいましょう。
経験を積む
最後は結局、ガンガン経験を積むしかないのです。
浴びるほどレジ打ちを経験すれば、ある程度はできるようになります。
レジ打ちは最初は覚えることが多くて大変ですが、慣れてくれば完全にパターン化されるので、考えなくても体が反応するようになります。
「これが来たらこう、何人並んだらすぐ応援を呼ぶ、面倒な人が来たら責任者に変わってもらう」
などなど、自然と体が反応するようになるので心配いりません。
他の仕事もそうですが、量をこなさないとできるようになりません。
レジでのNG行為
レジが嫌いな理由がわかったし、対策もOK。
しかし、レジでのNG行為を覚えておかないと、結局クレームが来てまたレジが嫌になってしまいます。
以下、レジでのNG行為を説明します。
レジ応援を呼ばない
長蛇の列ができているのにレジ応援を呼ばないとお客さんはもちろん、他の店員もイラっとします。
レジ応援がかけつけたときに仕事量が増えるのはもちろん、お客さんの怒りの矛先がレジ応援にも行くわけですから。
レジに夢中になるのはわかりますが、現在、何人並んでいるか常に気にしておかなければなりません。
何人並んだら応援を呼ぶと決まりがあると思うので、常にお客さんの行列を気にかけましょう。
レジ不在にする
レジに店員がいるというのはお客さんにとって当たり前のことです。
店員がいないとお会計ができないのですから。
だからこそ、レジに店員がいないとイラっとします。
絶対にレジに人がいるようにしましょう。
たまに誰にも何も告げずにレジを離れてしまう人がいます。
お手洗い、給水、品出し、接客などなど理由は様々ですが、基本的にNGです。
レジを離れる時は必ず他の店員に代わってもらいましょう。
「お客さんが少なくて暇なので、他の仕事をしていた」
と言い訳をする人がいますが、そんなことはお客さんにとってはどうでもいいことです。
他の仕事をするのであれば、レジ周りで常にレジに入れる体制を取っておくべきです。
また、POP作成などの、レジの中でもできる仕事はいくらでもあります。
お客さんに迷惑をかけないためにも、レジには常に人がいる状態を心がけましょう。
商品の扱い方が雑
スピードを要求されて焦る気持ちはわかりますが、商品やお金は自分のものではないので大切に扱わなければなりません。
商品やお金を雑に、乱暴に扱う人が稀にいます。
これは誰でもイラっとしますよね。
自分は普通に扱っているつもりでも、他人から見ると雑だと感じることがあります。
自分が思っているよりも丁寧に扱うことが重要です。
対応が適当
レジは店の出入り口の近くにあるので、お客さんから質問されることが多いです。
レジ打ち中で忙しいのにも関わらず、平気で割り込んで質問してくる人もいます。
色々なお客さんがいますが、適当な対応を取ってはいけません。
自分で対応できるのであればいいのですが、できないのであれば応援を呼ぶなどをしないとすべてが適当になってしまいます。
また、自分勝手な判断でその場をやり過ごそうとするのも問題です。
質問されたことがわからない、面倒くさいから早く終わらせたいなどと色々な感情が湧くことがありますが、わからないことを適当に答えたり、自分勝手な判断を下してしまうと後々厄介なことになります。
自分の判断が間違っていて、責任者が大変な目にあってる…
というのはあるあるです。
自分の力で解決できないことは責任者に代わってもらいましょう。
レジに入るのが早い?
「自信がないのにすぐにレジに入れられた」
というようなことをよく聞きます。
出勤初日に軽くレジの基礎を教えられ、そのままレジに入れられる。
何かあったら呼ぶように社員に言われて放置…
まあ、あるあるですね。
さすがに一人で放置はどうかと思いますが。
しかし、出勤初日でもレジは一人でやることが多いです。
さすがに一人後ろに経験者をつけてやってもらいますが。
レジの上達は本番でどれだけ経験を積んだかだと思います。
プレッシャーのない状況でいくら練習したってうまくなりません。
一人でやってもらうことには店舗の状況もあると思います。
- 覚えがいいので期待されている
- 単に人手不足
扱いが悪いのは圧倒的に後者だと思いますが。
レジはお金が絡んでくるので非常にナイーブになります。
精算時に差異が出ると厄介です。
社員の機嫌も悪くなります。
経験が浅いのにミスして責められるのであれば、レジに配置している上司の責任なので開き直ってやるか、退職してしまった方がいいと思いますが。
薬剤師・登録販売者なのにレジばかりやらせられる
「せっかく資格を取ったのに、レジばかりやらせられて嫌だ」
「もっと専門的な仕事をできると思ったのに」
このような意見は実際に多いです。
薬剤師であろうが登録販売者であろうがレジからは逃げられません。
特に人数が少ない店舗で回している所は絶対にレジをやらなければならないでしょう。
薬剤師も調剤がなく、OTC(市販薬)専門であれば当然レジ打ちはありますし、一人薬剤師だと自分以外に他にレジを打つ人はいません。
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一人薬剤師のメリット・デメリットについて徹底解説【ワンオペ】
資格を持っているからレジをやらないは理由にならない
薬剤師だからレジはやらない。
化粧品担当だから化粧品のことだけやりたい。
登録販売者だから薬のことだけやりたい。
これに関してははっきり言ってワガママです。
会社や店舗にもよりますが、OTC専属の薬剤師であればメインレジに入ることもありますし、化粧品担当も自分の持ち場を離れてメインレジに入ることがあります。
登録販売者がメインレジに入るのはMr.Tの会社では当たり前のことです。
スタッフの人数が少ない店舗だとこのようなことは当たり前のことなのです。
店長がレジに入る店舗もあります。
バイトやパートがメインレジに入ることが多いですが、自分が何か資格を持っていたり、担当を持っているからと言ってレジはやらないという考えは捨てた方がいいでしょう。
資格・担当を持っているからこそ専門性を活かしたい、自分の得意分野の仕事をもっとしたいという気持ちはわかります。
しかし、自分のしたい仕事だけをするわけにはいきません。
それが許されるのであればMr.Tはレジも投薬も何もしません。
永遠にピッキングだけやります(笑)
資格を持っていればレジの時間が少なくなる場合もある
「資格を持っているからレジをやらないは理由にならない」
と言いましたが、実際は資格を持っているとレジ打ちの時間が短くなることが多いです。
例えば薬剤師であれば調剤やOTCの接客・売り場作りがメインになるので、レジ打ち以外にも仕事が増えます。
登録販売者もOTCの接客や売り場作りがメイン、化粧品担当も接客をガンガンして売り上げを上げなければなりませんし、売り場作りもしなければなりません。
結果的にレジ打ち以外の仕事も増える為、レジ打ちの時間が減ります。
人数がある程度いるのであれば、薬剤師や化粧品担当がメインのレジに入ることは少なくなるでしょう。
売上や従業員の人数によって変わってきますが、「担当」を持っている人はメインでレジに入ることは少ないです。
しかし、売上などの規模が小さい店舗は化粧品担当はもちろん、店長がレジに入ることもあります。
「レジ以外にもっと他の仕事がしたい」
「もっと専門的なことがしたいな」
という人は資格取得を目指しましょう。
さすがに薬剤師の資格は大学に行かなければならないので難しいですが、登録販売者や調剤薬局事務などの資格はしっかりと勉強すれば取ることができます。
今からでも全然遅くないので、早めにチャレンジしてみましょう。
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まとめ
少し毒も吐きましたが、Mr.Tが思っていることは以上のことです。
ドラッグストアで働くのであればレジが嫌だとかは言っていられないので覚悟してやりましょう。
別に愚痴を吐くことは悪いことではないと思います。
Mr.Tは常に愚痴ってます。
ストレスをためて爆発されるより、愚痴って発散させてもらった方が効果的だと考えているので。
度を過ぎたものはさすがに止めますが。
話がそれましたが、自分の得意分野を最大限に活かしたいというのはとてもいいことだと思います。
しかし、自分が嫌なこともしなければならないのが仕事の一つだとも思っています。
レジに入るのが嫌な人、少しは考えが変わったでしょうか。
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