ドラッグストアで働いているんだけど、常に人手不足で困ってるの。
中途や新人が入ってくるのに何でこんなに人手不足なの?
辞める人が多いのも一つの原因だけど、一番は新店をどんどん作ってしまうから人員が流れてしまうんだ。
人件費カットで少ない人数で店舗を回そうとするから、人手不足がすぐに解消することはないよ。
こんな方におすすめ
- ドラッグストアの人手不足について知りたい
- 人手不足の対処法について知りたい
ドラッグストアで働いていると、人手不足の問題が発生することが多いです。
というか、どこの店舗も常に人手不足に悩まされているのではないでしょうか?
毎年中途社員やバイト、新入社員が入社してくるのに、なぜこんなにも人手不足に悩まされてしまうのでしょうか?
結論から言うと、ドラッグストアの仕事がきつくてやめてしまう人が多いということと、新店をどんどん出店するため、人員が流れてしまうことが原因です。
バイトやパートで多めに補充しようと思っても、人件費の問題で本部が許可を出さないため、結局は少ない人員で店舗を回さないといけないのです。
残念ながら人手不足に関しては店舗での解決方法はなく、自分が転職するしか方法がないのが現実です。
地方の方が人手不足が深刻なようですが、地域によっては人が足りている所もあり、それにはしっかりとした理由があります。
今回はドラッグストアの人手不足が解消されない理由を説明していきます。
ココがポイント
- ドラッグストアを辞めてしまう人が多い
- 新店をどんどん出店するため、人員をもっていかれる
- 人件費削減の為、スタッフを増やせない
- 少ない人員で店舗を回すように指示がある
- 大手企業で人手不足を店舗で解消するのは不可能
- 自分が転職する方法もある
薬剤師転職サイトおすすめ3選 |
|
\初めての転職で使いたい薬剤師転職サイトNo.1/
薬剤師転職の関連記事
Contents
ドラッグストアで人手不足が解消されない理由
この章ではドラッグストアで人手不足が解消されない理由を説明します。
ココがポイント
- ドラッグストアを辞めてしまう人が多い
- 新店をどんどん出店するため、人員をもっていかれる
- 人件費削減の為、スタッフを増やせない
- 少ない人員で店舗を回すように指示がある
- 会社や店舗に魅力がない
ドラッグストアを辞めてしまう人が多い
ドラッグストアの仕事が自分には合わず、辞めてしまう人が多いことが一つの原因です。
一例ですが、以下のような理由で辞める人が多いです。
- 給与・福利厚生
- 人間関係
- 休日・有給休暇
- 仕事内容のやりがい
- 会社の安定性・将来性
- 仕事に対する評価
- 経営理念・社風
- 職場環境
- 希望の勤務地でない
- 体調の問題
ドラッグストアを退職する理由に関しては以下の記事をご覧ください。
コチラもチェック
【ドラッグストア・退職】思ってたのと違う? ドラッグストアを退職する理由について
続きを見る
新店をどんどん出店するため、人員をもっていかれる
ドラッグストアの新店出店のペースはここ近年、非常に速いです。
ドラッグストアはここ近年非常に力をつけてきており、コンビニ化、スーパー化しています。
大手のドラッグストアだと新入社員が大量に入ってくるため、ある程度育ったらどんどん既存の店舗に配属させ、押し出す形で社員が異動させられるケースが非常に多いのです。
若手に昇進のチャンスが回ってくることはいいことだけど、少ない人員で店舗を回さなくてはいけないのは大変だよ。
コチラもチェック
-
ドラッグストアの社員は異動が多い? 人事異動の頻度やメリット・デメリットを解説
続きを見る
人件費削減の為、スタッフを増やせない
ドラッグストアだけでなく日本はどこの会社も同じですが、人件費削減をするように本部から指示があるため、店舗で勝手に人員を増やすことができません。
社員が少ないのであれば、バイトやパートを増やせば人手不足を解消できると思うのは当然なのですが、スタッフを雇うためには本部の許可が必要で、勝手に採用してはいけないのです。
本部は数字しか見てないからね。
現場の大変さがわからないから、数字のみの判断しかできないんだ。
少ない人員で店舗を回すように指示がある
上記で説明した「人件費削減の為、スタッフを増やせない」と被りますが、本部からは人件費削減のため、少ない人数で店舗を回すように指示があります。
会社や店舗によってスタッフの人数が違ってきますが、中にはたった二人で回している店舗もあります。
基本的にメインレジは一人で、レジが混んできて応援を呼んでしまうと二人ともレジに入ってしまうため、接客する人がいなくなります。
こうなってしまうとかなりバタつきますし、満足のいく接客もできないのでお客さんからのクレームも増えて悪循環です。
しかし、実際にはこのような現場もあるのです。
Mr.Tも色々なドラッグストアに行ったことがあるけど、レジ以外の店員が全然見つからないことがよくあるよ。
こうなると休憩もろくに取れなくなるからストレスが溜まってしまうね。
会社や店舗に魅力がない
会社や店舗に魅力がなく、単純に人が集まってこないのも一つの理由でしょう。
大手であれば名前だけで人が集まることが多いですが、地方のマイナーな会社は求人を出してもあまり人が集まってこないでしょう。
現在はネットで何でも調べられる時代なので、業績や口コミなどもすぐにわかります。
将来性がない、働きづらそうなどの判断がすぐにできるので、大手ではないドラッグストアの人手不足解消はなかなか難しいです。
大手であればどんどん新店。
マイナーな会社は人が来ない。
どちらにしても人手不足で悩んでいるんだね。
ドラッグストアの人手不足を解消する方法
この章ではドラッグストアの人手不足を解消する方法を説明します。
大手企業の場合
大手の場合は人手不足を解消する方法は正直ありません。
会社の方針が変わらない限り新店をどんどん出店し、人件費をどんどん減らし、少ない人数で店舗を回すように指示が来ます。
現場のレベルでどうこうできる問題ではないのです。
人手不足だと一番被害が大きいのは正社員です。
一番責任のある店長が大変かというと、実際そうではありません。
自分が無理をして頑張る店長もたくさんいますが、店長は指示を出せる立場にあるので、一番被害にあうのは副店長や店舗に所属している正社員だったりします。
本部からの無茶な要求が
本部 → マネージャー → 店長 → 副店長 or 正社員
と下っ端の正社員に押し付けられることはよくあります。
我慢して昇進・昇給を目指す、本部に行きたいなどと考えている人は我慢すべきですが、体を壊してしまう人も数多く見てきました。
限界を超える前に転職することをおすすめします。
自分の体が一番大事だからね。
限界を超えるまで無理しない方がいいと思うよ。
マイナーな企業の場合
マイナーな企業の場合はもっと業績を上げて、名前が売れれば人が集まってくる可能性があるでしょう。
また、様々な場所に求人を出すなど自分から売り込んでいく必要もあるでしょう。
転職サイトはもちろん大学の就職関連の掲示板、合同説明会など様々な場所でアピールすることが必要になります。
業績を上げて名前を売ることや、自分からどんどんアピールして知ってもらわないと人は集まらないよね。
ドラッグストアで人手不足に悩まされた結果
この章ではドラッグストアで人手不足に悩まされた結果どうなったかの例を紹介します。
数字・業績はアップ
人件費を削れることから、店舗の利益はアップします。
詳細な売上や粗利に関しては様々な要因が絡み、すべての統計を取っていないのではっきりということはできません。
しかし、あからさまに人員削減を始めた年とその前の年のP/L(損益計算書)を比較すると、人件費を削った分プラスされていることが分かりました。
削った分だけ利益につながるので、やはり大手会社が業績不振のときに大量に社員を解雇するように、人を削れば利益につながることが分かりますね。
ドラッグストア業界は成長を続けているから、「人件費を削る = 業績が上がる」とはまだ言い切れないよ。
でも、前年より利益を出したいのであれば人件費を削るのが手っ取り早いね。
コチラもチェック
-
【P/L(損益計算書)】数字って難しい? ドラッグストアのP/Lの見方について徹底解説
続きを見る
スタッフの不満は増加
退職まではいかなくても、自分の仕事が増えることからスタッフの不満は増加します。
人件費を削ったり人手不足に陥ると、一人当たりの仕事量が増えます。
人が減っても仕事が減ることはありません。
スタッフの給料は上がらないので、不満が溜まるのはしょうがないでしょう。
モチベーション低下につながるから結局はパフォーマンスの低下につながるんだ。
頑張っても給料が増えないのであれば誰も頑張りたくないよね。
体調を崩す人が増える
特に責任感が強い、真面目な社員ほど体調を崩します。
人の分も自分が仕事をし、キャパオーバーしてしまうのです。
店舗の責任者である店長が頑張り過ぎてしまう場合もありますし、店長から指示を出されて副店長や正社員が被害を受ける場面も数多く見てきました。
どうしても下の立場の人は上の立場に逆らうことができないので、キャパオーバーで休職…ということも実際にはあり得るのです。
はっきり言いますが、代わりはいくらでもいるので、潰れても他からまた連れて来ればいいと考えている人が多いんだ。
表立って言うと問題になるから誰も言わないけどね。
転職してしまう
今働いている会社に見切りをつけて、やめてしまう人も実際に多いです。
このタイプはMr.Tの経験から言うと2通りに分かれます。
一つ目は仕事がバリバリできて能力が高い人。
二つ目は仕事ができず、長続きしない人です。
二つ目の仕事ができない人は人手不足に関わらずやめてしまう確率が高いので論外ですが、仕事ができる人ほど今の状況を改善したくて転職してしまう可能性が高いです。
仕事ができるのだから、自分に自信があるのでしょう。
どこに行っても自分の力が通用すると思って転職してしまいます。
仕事に可もなく不可もなく、現状をあまり把握していない人ほど転職せずに一つの会社に留まるイメージが強いですね。
理由があって転職できない人も多いから一概には言えないけど、この会社はもうだめだなと見切りをつけて転職に舵を取る人も多いんだ。
自分ばっかり負担が増えて体調を崩してしまう前に転職する方が賢明だと思うよ。
まとめ:自分の体が一番大事!後悔のない選択を!
今回はドラッグストアの人手不足が解消されない理由を説明してきました。
最後にもう一度まとめます。
ココがポイント
- ドラッグストアを辞めてしまう人が多い
- 新店をどんどん出店するため、人員をもっていかれる
- 人件費削減の為、スタッフを増やせない
- 少ない人員で店舗を回すように指示がある
- 大手企業で人手不足を店舗で解消するのは不可能
- 自分が転職する方法もある
大手企業、マイナー企業によって人手不足の理由は違ってきますが、一番に考えることは自分の体を壊さないことです。
Mr.Tは現在、大手と言われているドラッグストアで働いていますが、新店出店のために毎年大量の新入社員が入社してくるのにも関わらず人手不足に悩まされています。
Mr.Tが入社したときは今ほど大手ではなく、店舗に社員もたくさんいて人手不足とはほど遠い状況だったのですが、会社が大きくなるにつれて人手不足が騒がれるようになってきました。
どうしても会社が大きくなると利益を出すことを求められ、他の会社からもよく見られるようになります。
仕事のやり方はもちろん、業績などの数字関係もしっかりと見られるので、特に数字関係はうるさくなります。
手っ取り早いのが人件費を削って利益をあげることなので、現場の人間はいつも人手不足に悩まされることになるのです。
責任感がある人、真面目な人ほど自分ですべて解決しようとして体調を崩す傾向にあります。
他の社員と協力して上手く乗り越えるか、耐えられないのであれば転職してしまった方がいいでしょう。
体調を崩すほど働く価値が、今働いている会社にあるのでしょうか…
薬剤師のオススメ転職サイト
ファルマスタッフ
ココがポイント
- 時給3,000円以上、年収600万円以上の高収入求人が豊富
- 日本調剤グループのノウハウを生かした充実の教育・研修制度
- 調剤薬局の求人に強い
- 派遣・パートにも対応
ファルマスタッフは高収入・好条件求人が多く、キャリアアップを目指したい薬剤師におすすめです。
公開求人数が40,000件以上で正社員はもちろん、派遣やパートにも対応しています。
また、調剤薬局の求人に強く、教育や研修制度が充実しているのも魅力です。
コチラもチェック
-
ファルマスタッフの評判や求人内容を徹底解説【薬剤師転職】
続きを見る
\初めての転職で使いたい薬剤師転職サイトNo.1/
業界トップクラスの求人数!マイナビ薬剤師
ココがポイント
- 転職サイト大手マイナビの運営により業界トップクラスの求人数
- 全国14ヶ所に拠点があり、地方でも対面面談が可能
- 薬剤師専任のキャリアアドバイザーが転職に関する悩みや不安を丁寧にヒアリング
- ドラッグストア・企業の求人に強い
転職サイトで有名なマイナビの薬剤師版です。
求人数が業界トップクラスで、薬剤師専任のキャリアアドバイザーが転職に関する悩みや不安を丁寧にヒアリングしてくれるので安心して転職活動を行うことができます。
コチラもチェック
-
マイナビ薬剤師の評判や求人内容を徹底解説【薬剤師転職】
続きを見る
\求人数No.1!転職と言えばマイナビ/
スピーディーな対応の薬キャリエージェント
ココがポイント
- 病院の求人に強い
- ママ薬剤師向けの検索可能ができる
- 迅速な対応でスムーズに転職可能
- 対面での面談が不要
日本の薬剤師の6割以上が登録しているm3.comのエムスリーグループが運営しています。
病院の求人に強く、対応がスムーズなので迅速に転職をすすめることができます。
コチラもチェック
-
薬キャリエージェントの評判や求人内容を徹底解説【薬剤師転職】
続きを見る
\薬剤師登録者数No.1/
薬剤師転職の関連記事
「ドラッグストア」の関連記事
- ドラッグストアで薬や化粧品の返品・交換はできる? 返品方法と返品問題について徹底解説
- レジなんて大っ嫌い! ドラッグストアのレジやりたくない問題についての個人的見解
- ドラッグストアの仕事はきつい? 正社員・アルバイトの仕事内容を徹底解説
- ドラッグストアの調剤薬局事務は大変? 仕事内容や向き・不向き、給料について解説
- ドラッグストアのビューティーアドバイザー(化粧品担当)の仕事内容について徹底解説
以下の記事もご覧ください。