ドラッグストアの薬局で働きたいんだけど、必要な資格はある?
持っていると役に立つ資格も教えて欲しいな♪
今回はこのようなお悩みを解決します。
ドラッグストアの薬局では主に「薬剤師」と「調剤薬局事務」が働いているよ。
薬剤師は「薬剤師免許」が必須。
調剤薬局事務は資格がなくても働くことができるけど、「調剤薬局事務の資格」を持っている方が就職・転職に有利だよ。
また、調剤業務だけでなく、ドラッグストアの仕事もあるから、「登録販売者の資格」も取っておいた方がいいよ。
ドラッグストアには「薬局」がある店舗があり、「薬剤師」や「調剤薬局事務」が働いています。
薬剤師になるためには薬剤師免許が必須なので、資格を取得しないと働くことができません。
調剤薬局事務は特に資格がなくても働くことができますが、「調剤薬局事務の資格」を取得しておいた方が就職・転職に有利なのは言うまでもありません。
また、ドラッグストアの薬局では病院の薬局や調剤薬局とは違い、市販薬の接客や品出し、レジ打ちなどのドラッグストアの仕事もしなければなりません。
これらの仕事も資格は特に必要ありませんが、資格を取得していると仕事がスムーズに進み、特別な仕事を任せてもらえる可能性が高いです。
役に立つ資格はたくさんありますが、今回はドラッグストアの薬剤師・薬局で働くために必要な資格や、持っていると役立つ資格を説明していきます。
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Contents
ドラッグストアの薬剤師になるための資格
薬剤師に必須の資格
薬剤師免許
ドラッグストアに限らず、薬剤師になるためには薬剤師免許が必要です。
薬剤師になるためには薬学部に入り、6年間大学に通う必要があります。
4~5年時には実務実習があり、6年時の卒業試験・国家試験に合格すると、晴れて薬剤師免許を取得することができます。
難易度は高めです。
社会人になってしまうと、気軽に取得できる資格ではないでしょう。
薬剤師の国家試験は確かに難しいですが、大学のカリキュラムに沿ってしっかり勉強していれば合格できない試験ではありません。
学期末の試験や進級試験などは大変ですが、頭がよくなくてもしっかりと勉強すればちゃんと受かります。
Mr.Tは授業は真面目に受けず、テスト直前だけ勉強していた不真面目な学生でしたが、無事ストレートで進級、国家試験も突破しました。
卒業試験と国家試験に関しては死ぬ気で勉強しましたが…
▼薬学部に関する記事はこちらからご覧ください。
薬剤師になってから取っておくと役立つ資格
役立つ資格
- 認定薬剤師
- 専門薬剤師
認定薬剤師
認定薬剤師の資格は取得しておいた方がいいです。
「かかりつけ」や「地域支援体制加算」を届け出するときに必須となってきます。
パートや時短で働いている人はあまり意味がないと感じることが多いですが、正社員では必ず取得するように上から言われます。
eラーニングを見たり研修を受けるだけで取得できる資格なので、難易度は低めです。
薬局の売上の面で考えると、「かかりつけ」や「地域支援体制加算」はできるだけ取りたいです。
これからの時代、認定薬剤師を取得していないと管理薬剤師はできないかもしれませんよ。
【管理薬剤師】 管理薬剤師の仕事内容、メリット・デメリットについて徹底解説
専門薬剤師
専門薬剤師に関しては種類がたくさんあります。
有名所だと「がん専門薬剤師」や「漢方・生薬認定薬剤師 」、「スポーツファーマシスト」などがあります。
認定薬剤師と比較すると優先順位が低いですが、薬剤師としての知識を高めることができ、信頼性も増します。
ドラッグストアでは給料に反映されることは少ないかもしれませんが、教育部などの部署に配属できる可能性もあります。
ドラッグストアの調剤薬局事務になるための資格
必須の資格
なし
ドラッグストアでも調剤薬局でも、調剤薬局事務になるために必須の資格はありません。
未経験、資格なしでも調剤薬局事務として働くことができます。
調剤薬局事務が取って置いた方がいい資格
取って置いた方がいい資格
- 調剤薬局事務関連の資格
- 登録販売者の資格
調剤薬局事務関連の資格
調剤薬局事務関連の資格は取得しておいた方がいいです。
資格がなくても働くことができると説明しましたが、資格を取得しておいた方が就職・転職に有利なことは言うまでもありません。
現場でも募集が被った場合は、やはり経験者や資格保有者を優先しますね。
教える手間などを考えると、ゼロから教えるのは大変なので。
調剤薬局事務の資格は民間で行われているため、様々な団体のものがあります。
以下に一部ですが例を挙げます。
通信講座名 | 取得できる資格 |
ユーキャン | 調剤薬局事務検定試験 |
キャリカレ | 調剤薬局事務資格 |
たのまな | 医療保険調剤報酬事務士 |
ニチイ | 調剤報酬請求事務技能試験 |
日本医療事務協会 | 調剤薬局事務検定試験 |
上記で示した例は、取得できる資格と対応している通信講座名です。
なんか似たような名前のものが多いね。
どれを選べばいいか正直わからない…
そこまで大きな違いはないよ。
どれを取得しても「調剤薬局事務の資格を持っている」と胸を張ることができるよ。
調剤薬局事務の通信講座おすすめ3選 |
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登録販売者の資格
ドラッグストアの調剤薬局事務であれば、「登録販売者の資格」も取得しておいた方がいいです。
ドラッグストアでは調剤業務だけが仕事ではありません。
市販薬の接客などもしなければならないため、医薬品の知識があった方が仕事に役に立つことは間違いありません。
ドラッグストアの薬局だと、お客さんが薬剤師に相談したくても忙しくて対応できないときが多いんだ。
そんなときは登録販売者が対応してくれるから安心だよ。
調剤薬局事務は日頃から医薬品に関わる仕事をしているから、登録販売者の資格も取りやすいよ。
登録販売者の通信講座おすすめ3選 |
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ドラッグストアの薬局で役立つ資格
役立つ資格
- 管理栄養士
- POP広告クリエイター技能審査試験
ドラッグストアの薬局で働く上で必須ではありませんが、取得しておくと役に立つ、仕事の幅が広がる資格を紹介します。
管理栄養士
薬局は薬を渡すところだけではなく、健康のためのアドバイスをするための場所でもあります。
運動指導や栄養・食事指導なども薬剤師の仕事です。
しかし、本格的な食事指導となるとなかなか独学では難しいものがあります。
そんなときに管理栄養士が活躍します。
管理栄養士は国家資格で、大学に行って試験も受けないと取得できないので気軽に取得できるものではありませんが、将来ドラッグストアで働きたいと思っている人は検討してみてもいいでしょう。
調剤薬局事務兼管理栄養士として働いている人も多いよ。
普段の仕事での食事のアドバイスはもちろん、栄養や食事に関するイベントを開いて地域の人と交流している事務さんもいるよ。
▼イベントに関する記事はこちらからご覧ください。
POP広告クリエイター技能審査試験
「POP広告クリエイター技能審査試験」は資格ではないですが、試験に受かると認定され、履歴書にも書くことができます。
ドラッグストアでは手書きPOPは必須です。
商品を販売するあたって、手書きPOPが大活躍します。
最初はかけない人が多いですが、慣れてくるとある程度のPOPであればかけるようになります。
しかし、お客さんの目を止まらせる、訴えかけるようなPOPを書くためには知識とスキルが必要になってきます。
ドラッグストアの薬局でも、時間が空いたときに手書きPOPを作成することは多いです。
手書きPOPを上手にかける人は少ないので、かけるようになると重宝されます。
薬局でも店舗の商品を売る機会はたくさんあるよ。
かぜの患者さんに栄養ドリンクなどはおすすめしやすく、投薬時に紹介すると売れやすいんだ。
また、待合室の一角を使っておすすめ商品のサンプルと説明POPを置いておくと、患者さんが調剤を待っている間に使ってみて買ってくれることが多いよ。
▼手書きPOPに関する記事はこちらからご覧ください。
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ユーキャン「手書きPOP通信講座」の口コミ・特徴は? 気になる費用や評判を解説
まとめ
ドラッグストアの薬局の資格
薬剤師:「薬剤師免許」が必須
調剤薬局事務:「調剤薬局事務関連」と「登録販売者」の資格は取っておいた方がよい
以上、ドラッグストアの薬剤師・薬局で働くために必要な資格や、持っていると役立つ資格を説明してきました。
正直、持っておいて役立つ資格は他にもたくさんあります。
パソコン関係の資格があるのであれば業務改善に、クレーム対応の資格に関しては日々の接客に役立つなど、有効に活用できる機会が多いです。
その中でも取って置いてほしい資格を今回紹介しました。
薬剤師免許や管理栄養士の資格は取ろうと思ってすぐに取れるものではありません。
登録販売者の資格は誰でも取れますが、それ相応の勉強をしなければ試験に合格することができません。
しかし、合格してしまえば仕事の幅が広がり、昇進・昇給なども目指せます。
日々の業務がマンネリ化してしまい、やる気が出なくなってしまうこともあります。
そんなときは新しいことにチャレンジするチャンスです。
一見、日々の業務に関係ないと感じることでも仕事に繋がることがあり、知識やスキルを持った状態で日々の業務に取り組むと、また違った視点を持つことができ、違ったアイデアを出すことができます。
Mr.Tも薬局業務に飽きてしまい、毎日単調過ぎてつまらない時期がありました…
そこでExcelやVBAを猛勉強して知識を身につけて薬局の業務改善に取り組み、一定の成果を上げることができました。
▼Excel、VBAに関する記事はこちらからご覧ください。
薬剤師は自己研鑽が生涯必要な職種です。
薬や医療関係以外の知識も興味があったら是非学んでみましょう。
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