薬学部の定期試験で再試験になっちゃったの…
これからどうやって対策をすればいいの?
留年だけは何とか避けたいし…
メインは本試験の問題を完璧にすることだね。
再試験では本試験の内容とかぶることが多いから、確実に本試験の問題を手に入れて勉強しよう。
こんな方におすすめ
- 薬学部の定期試験で再試験になってしまった人
- 再試験の対策・勉強法を知りたい人
- 留年の危機にあり、がけっぷちの人
薬学部では再試験がつきもので、再試験なしで国家試験まですべてストレートで卒業する人はほんの一握りです。
特に1~3年生での学期末の定期試験で再試験を経験する人が多いでしょう。
Mr.Tも再試験はもちろん受けたことがあるよ。
原因は単純に勉強不足だったんだけどね…
一生懸命勉強しても、難易度が高いテストは再試験になる可能性が大いにあります。
今回は薬学部の定期試験で再試験になってしまったときの対策方法を解説していきます。
ココがポイント
- 再試験は本試験の内容と似ている場合が多い
- 結果発表から再試験までの時間がほとんどない
- 再試験は本試験より難易度が低い
▼本試験の勉強法については以下の記事をご覧ください。
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薬学部1年生~3年生の定期試験の勉強法を徹底解説【テスト対策】
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薬学部の本試験が終わった後にすること
この章では薬学部の本試験が終わった後にすることについて説明していきます。
ココがポイント
- 再試験の対策は本試験が終わったらすぐに始める
- 本試験の出来具合について振り返る
- 本試験の覚書を集める
再試験の対策は本試験が終わったらすぐに始める
再試験の対策は本試験が終わったらすぐに始めましょう。
結果発表まで約1か月程度ありますが、結果が発表されてから再試験まで1週間もない大学もあります。
また、長期休みは旅行に行ったり帰省したりなど様々なイベントがあるので、その期間は絶対に勉強しません。
直前になってまた焦りだすパターンを数々見てきたので、再試験の恐れ、不安がある人はすぐに始めるべきなのです。
長期休みの間ずっと勉強しろなんて言ってないよ。
長期休みはどんどん遊ぶべきだし、いろんな経験をしておくべき。
でも、留年したら元も子もないから少しずつ再試験対策を始めていこう。
本試験の出来具合について振り返る
本試験が終わったら、試験の出来具合を振り返りましょう。
この教科は絶対に受かった、この教科は確実に落ちた、この教科はちょっと不安…
などと受け終わったすべての教科を振り返ります。
確実に受かった教科は勉強しなくても構いません。
勉強をする優先順位は確実に落ちた教科、不安な教科の順番です。
たまに自信がある教科も落ちることがあるけど、全部の教科を勉強する時間はないからね。
優先順位をこの時点でまずつけておくことが重要だよ。
本試験の覚書を集める
本試験の覚書を集めましょう。
覚書を作ったり、集めている学生は必ずいます。
なぜなら再試験で確実に突破しようと思っている学生がたくさんいるからです。
本試験で落ちる人が多くても、再試験ではほとんどの人が受かるようにテストは作られます。
あまりにも留年者を出してしまうと大学として問題になるので、再試験は本試験ほど難しくはなく、本試験と同じような問題が出る傾向があるのです。
なので、本試験をしっかりと勉強すれば再試験に受かりやすくなるので、覚書を必死に作る学生が多いのです。
中には本試験と再試験の問題が全く違う場合もあるけど、そこまで単位を落とす学生は多くないよ。
難しすぎる、落としすぎるとクレームが来るからね…
薬学部の再試験対策・勉強法
この章では薬学部の再試験対策・勉強法を説明します。
ココがポイント
- 覚書の解答を作る
- 過去問、覚書をひたすら周回
- 友人を頼る、教えてもらう
- 大学や図書館で勉強する
覚書の解答を作る
覚書を手に入れたら自分で解答を作りましょう。
再試験までは時間があるので、ここから自分でしっかりと勉強しないと本当に終わりです。
確実に留年します。
教科書やノートを使って自分で解答を見つけましょう。
覚書に載っている解答が正しいとは限らないよ。
自分で勉強しないと身につかないし、すべて他人を頼ってるようではこの先たかが知れてるね。
覚書、過去問、覚書をひたすら周回
覚書をメインに、今まで集めた過去問や覚書をひたすら周回します。
どの程度勉強しなければならないかは人によって違いますが、再試験まで時間はありません。
教科書をじっくり読んでいる時間はないので、ひたすら過去問や覚書、まとめノートなどを周回して完璧にしておきましょう。
再試験を100点で受かっても成績は"C"だから、100点を取る必要はないんだ。
友人を頼る、教えてもらう
わからないところは友人を頼りましょう。
直接教授に聞きに行くのがベストですが、なかなかハードルが高くて聞きに行けない人も多いと思います。
友人であれば気軽に聞けて、試験を突破するアドバイスをもらうこともできます。
また、自信があったのにも関わらず再試験になってしまった場合は、自分の勉強法に問題がある可能性があります。
実際に受かった人のやり方を聞くことで自分の勉強法を修正でき、自分が持っていない過去問やまとめノートを手に入れることができるかもしれません。
勉強不足など落ちた原因がわかっている場合はいいんだけど、自信があった科目を落とすと少し厄介なんだ。
まずドスっとメンタルにくるし、勉強法が問題なのかと不安に思ってしまうからね。
▼本試験の勉強法については以下の記事をご覧ください。
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大学や図書館で勉強する
長期休みの期間でも大学は空いています。
お盆や正月はさすがに閉まるところが多いですが、研究室の学生は長期休みでも研究しているので大学は空いているのです。
家にいるとほとんどの人が勉強しません。
追い込まれたときはどこでも勉強するので何も言いませんが、テストまで時間がある場合はやる気が出ないので家にいると確実に遊んでしまいます。
予定がある場合は優先してかまいませんが、何も予定がない日は家にいるとダラダラする可能性が高いので、なるべく大学や図書館に行った方が勉強がはかどるでしょう。
Mr.Tも本当に追い込まれるまでは大学の空き教室や図書館を利用してたよ。
やっぱり家だと勉強しないからね。
でも、「マジでピンチ状態」になったら家のほうが色々とメリットが多いんだ。
よくある質問
この章ではよくある質問を紹介します。
再試験は難しい?
科目によりけりです。
本試験とほとんど同じ問題が出ることもあれば、全く違った形で出す教授もいます。
しかし、再試験でたくさん学生を落としてしまうと問題になってしまうので、合格のハードルは本試験より低めです。
ハードルが低くなっても油断はダメだよ。
ベストを尽くさないと本当に単位を落とすことになるからね。
どの科目が再試験なのか判断がつかない
平均的に勉強して、何となくどの教科も受かったか落ちたか曖昧…
というケースは非常に多いです。
自分が簡単だと思っても、他の人が「難しくて再試験者多そうだよね」などと言うと途端に自信を無くす人もいるのではないでしょうか。
まずは自分の手ごたえを信じて、科目ごとの優先順位をつけましょう。
自信がない科目から1,2,3…と順位をつけていき、優先順位が高い教科から勉強を始めます。
また、再試験の難易度が高い科目も優先順位を上げたほうがいいでしょう。
どんなことでも情報は大事だよ。
でも、曖昧な情報には騙されないようにしようね。
再試験も落ちてしまったらどうすればいい?
留年でなければ進級はできます。
しかし、落としてしまった単位は下の学年と一緒に授業を受け、再度テストを受けなければなりません。
すべての講義を受けなおすのか、課題があるのかは科目によって違うので確認しておきましょう。
単位を落としすぎると留年になってしまうから、どこまでが最低ラインなのかも確認しておこう。
次の年に落ちた科目の試験をまた受けなおさなければならないから、負担が増えるよ。
再試験があるのはどんなテスト?
薬学部の中には数々のテストが存在しますが、今回は定期試験に絞って対策を紹介してきました。
しかし、他にも再試験があるテストが存在するので紹介します。
- 実習
- CBT、OSCEの本試験・対策テスト
- 国家試験対策の単位
- 卒業試験
以上のような項目があります。
どれも再試験で通れば進級可能ですが、落としてしまうと留年です。
6年生になると国家試験対策と卒業試験があり、どちらも落とすと即留年が決まってしまいます。
1年~3年の間に自分の勉強法を確立させておくべきでしょう。
再試験が多かったり繰り返してしまうと「再試験で受かればいいや」という悪魔のささやきが発生してくるんだ。
国家試験は一発勝負だから、なるべく再試験は受けないようにしよう。
再試験代もかかるしね。
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再試験での成績は?
基本的に再試験でいくらいい成績をとっても最低ラインの成績です。
例えばMr.Tが通っていた大学では90点以上はS、80点以上はA、70点以上はB、60点以上はCという評価でした。
なので、再試験で仮に100点をとっても成績はCとなります。
当たり前だよね。
本試験で一生懸命頑張った生徒より、再試験で受かった生徒のほうが成績がいいなんて不公平だし。
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覚書が手に入らない
覚書は過去問より手に入れることが難しいです。
必ずしもすべての科目の完璧な覚書が作られるとは限りませんし、大抵テストが余裕な人たちは覚書は作りません。
覚書を作る人は再試験に懸けている人が多く、友達同士で分担して覚書を作っているグループもあります。
しかし、再試験のために覚書は必須であり、何とか自分の周りの伝手を頼って確実に覚書を手に入れる必要があります。
そのためにも日ごろから様々な人、グループと関係を持っておくことが重要です。
ぼっちだとほぼ確実に覚書を手に入れることは難しく、自分で作るしかないので。
コミュニケーション能力がない人はこの先進級、実務実習で大変な思いをすることになるよ。
社会人になってからのほうがもっとコミュニケーション能力が必要になってくるから、練習だと思って大学時代にコミュニケーション能力を鍛えておこう。
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まとめ:本試験の問題を手に入れて完璧にする!
今回は薬学部の定期試験で再試験になってしまったときの対策方法について説明してきました。
最後にもう一度ポイントをまとめます。
ココがポイント
- 再試験は本試験の内容と似ている場合が多い
- 結果発表から再試験までの時間がほとんどない
- 再試験は本試験より難易度が低い
本試験の覚書をひたすら勉強し、過去問やまとめノートをひたすら周回することがポイントです。
再試験までの時間はあまりありませんし、結果発表が終わってからでは勉強が間に合いません。
確実に留年しないためにも早めに不安な科目の勉強を始め、どんな手を使っても覚書を手に入れるようにしましょう。
Mr.Tも1年の後期は舐めすぎて失敗した経験があるから言えることだよ。
単位は落とさず、留年せずにストレートで国家試験に合格はしたけど、再試験の経験はあるからね。
失敗から学ぶことも多いよ。
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