薬学部の定期テストって難しいの?
勉強法があったら知りたいな。
高校の期末テストとかより難しいよ。
薬学部の定期試験は公式の問題集とかがないから、問題演習は過去問に頼るしかないんだ。
教科書をすべて読んでいる暇はなく、効率よく勉強していくことが重要だよ。
こんな方におすすめ
- 薬学部の定期試験の勉強法を知りたい人
- 定期試験を受けたことがない1年生
- 定期試験で単位を落としそうな学生
薬学部の1~3年生では学期末に定期試験があります。
Mr.Tが通っていた大学では、2週間を使って計10~15科目もの試験を受けなければなりませんでした。
1日2科目ずつで2週間。
人によっては選択科目の試験も定期試験に組み込まれることがあります。
薬学部の定期試験は高校の期末テストのような勉強法では突破できないので、1年生の最初の定期試験でコツをつかむことが重要です。
やり方さえわかってしまえば3年生まで使える勉強法なので、今回は薬学部1年生~3年生の定期試験の勉強法を紹介します。
全員が真面目にコツコツと勉強するわけじゃないしね。
Mr.Tは直前になってから焦りだすタイプだったけど、無事ストレートで卒業できたよ。
ココがポイント
- 情報を集める
- 過去問・ノートを集める
- 完璧になるまで過去問やまとめノートを繰り返す
- 教科書を最初から全部読む時間はない
- 自分でまとめノートを作れればベスト
- 最低でも1か月前からは始めたい
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Contents
薬学部の定期試験を受ける前の準備
この章では薬学部の定期試験を受ける前の準備について説明していきます。
ココがポイント
- 過去問を集める
- ノートを集める
- 情報を集める
- 対策を立てる
- 授業に出ておく
過去問を集める
過去問集めは必須です。
はっきり言いますが、過去問がないと定期試験を突破するのは不可能と言っていいぐらい過去問は重要です。
過去問がすべて、過去問だけやればテストを突破できるとは言えませんが、最低限過去問はやっておかないとかなり苦しくなります。
過去問は部活やサークルなどの先輩から譲ってもらったり、集めている友人からもらうなど、どんな手を使ってでも集めましょう。
問題演習、アウトプットは過去問でしかできないから過去問が必須なんだ。
自分で問題を作るとなるとかなり時間がかかるから非効率的だよ。
ノートを集める
普段、真面目に講義に出てノートをちゃんと取っている人であれば問題ありませんが、講義に出席してなかったり、ノートを取ってない人はノートを借りてコピーさせてもらいましょう。
ノートは学年が変わると指導教授や内容が変わる恐れがあるので、必ずその年の自分が受けている指導教授のノートをコピーしましょう。
ノートは重要な部分をまとめているものだから、テストに出やすいんだ。
教科書をはじめから全部読んでいる暇はないからね。
情報を集める
科目ごとの情報を集めましょう。
この科目は難易度が高い、過去問通りに出る、過去問以外にも勉強が必要など、先輩から科目ごとの情報をもらいましょう。
テストは各教授が作るので、科目ごとに癖が出やすいです。
ある教授は例年過去問と同じ問題が出やすかったり、逆に過去問だけだと一切通用しないなどと差があります。
ある程度の情報を持っていれば勉強がしやすく、対策も立てやすいです。
どの教科に力を入れなければいけないのか、何を勉強すればいいのか対策を立てるためにも情報は必要なんだ。
対策を立てる
過去問・ノートを集め、情報を手に入れたらテスト対策や勉強計画を立てます。
例えば過去問だけで突破できるのであればそこまで勉強時間は不要、逆に過去問だけでは歯が立たないのであれば教科書やノートを読み込み、まとめノートを作って自分で勉強するなどといった対策を立てることができます。
具体的にどのような対策を立てればいいかは先輩が経験しているので、対策も先輩から聞いておきましょう。
再試験は本試験と全く同じ問題だから、あえて勉強せずに落として再試験で確実にとるというのも一つの手なんだ。
時間がない時の最後の奥の手で、再試験代もかかるからおすすめはしないけど、留年するよりはマシだよね。
授業に出ておく
授業に出るのは当たり前ですが、休んだりさぼりたくなる時もあるでしょう。
しかし、テスト前は出ておいた方がいいです。
テストに出るポイントを教授が教えてくれることが多いので、確実に出席しておくべきです。
また、テスト直前はスイッチが入りやすいので、講義で行った内容を意外と覚えています。
知識が新しいことも一つの要因ですが、テストが近いので初めの講義の時よりも真面目に聞く傾向があります。
Mr.Tもよくサボってたから人のことは言えないけどね。
最終的に受かればいいんですよ。
薬学部1年生~3年生の定期試験の勉強法
この章では実際に勉強法を説明します。
ノートを読む
まず最初にノートを軽く読みましょう。
ノートは授業の重要なポイントが詰まっているので、教科書を読むより効率がいいです。
できれば教科書も最初に読みたいですが、よっぽど時間がある人以外は最初に読むことをお勧めできません。
定期試験の範囲は膨大なので、すべての科目の教科書を一通り読み込むのはかなり厳しいです。
教科書はわからないところがあったときに調べる辞書代わりとして使いましょう。
1週読んだだけで理解できる人は少ないよね。
何週も読む時間がないから、教科書をメインに勉強を進めていくことはおすすめできないよ。
過去問の解答を作る
ノートを軽く読んで少し知識を入れたら過去問に取り組みましょう。
過去問は答えが書いてある場合が多いですが、本当に答えがあっているか保証はないので、必ず自分で調べて答えを出しましょう。
答えを調べる際に使うのがノートと教科書です。
該当箇所の周辺もしっかりと読み込むことで知識が定着しやすくなり、過去問以外の知識も手に入ります。
教科書は過去問の解答作成や、わからないときの辞書代わりとして使うべきです。
あくまでも過去問の解答は参考にする程度で、しっかりと自分で解答を作るようにしよう。
もらった過去問の解答が必ずしもあっているとは限らないし、自分で調べたほうが知識が定着しやすいよ。
過去問をひたすら解いて完璧にする
一通り過去問の解答を作り終えたら、ひたすら過去問を解いて完璧にします。
問題が解けた、正解できたのレベルではなく、すべての問題・選択肢の正誤、なぜ正解でどこが誤っているのかまですべて把握できるまで繰り返しましょう。
何週やればOKではなく、自分がこの問題はもう解かなくても十分と思えるまで繰り返します。
簡単な問題は1回でOKにして二度と解かなくて構いませんし、不安な問題は何度でも繰り返します。
大体3回連続で正解できたらもう間違えることはあまりないので、Mr.Tは3回連続で正解したらその問題は二度と解かないと決めて過去問を繰り返しました。
残り時間との勝負でもあるから、自分でどの程度できたらOKとするかの見極めが重要だよ。
過去問だけで突破できないテストは他の勉強も必要だからね。
まとめノートを作る
時間に余裕がある、過去問だけでは突破できないテストはまとめノートを作って勉強するのも一つの手です。
重要なポイントは過去問や講義のノートに載っているので、自分でオリジナルにまとめて問題形式にするとアウトプットもできます。
教科書を読んでまとめノートを作るのも結構ですが、量が膨大すぎて間に合わない可能性が高いでしょう。
「絶対にS(or A)評価を取りたい」、「学年1位になるんだ」という人は教科書を使って勉強する価値はありますが、「単位を取れればいいや」と考えている人はここまで頑張らなくてもいいでしょう。
しかし、過去問だけでは突破できないテストだけは過去問や講義のノートを使い、まとめノートを作って勉強することをお勧めします。
まとめノートは過去問と一緒に出回ることが多いよ。
まとめノートも過去問と同様に完璧にこなせるようにしておこう。
友人に教える・一緒に勉強する
一人で黙々と勉強したい人も多いと思いますが、できれば仲間と一緒に勉強した方がメリットが多いです。
一つは友人に教えたり、教わったりすることです。
「教えることができる」ということは自分が理解できているということであり、テストで間違えることはありません。
アウトプットも兼ねているので、一人で問題演習をするよりはるかに記憶の定着に役立ちます。
また、わからないときにすぐに友人に教わることができるのも一緒に勉強するメリットです。
一人だとなかなか解決が難しいことも教えてくれる友人がいればすぐに解決できるため、時間を有効に使えます。
わからない問題を教授に聞きに行った友人が最新情報を持ってきてくれることもあるから、一緒に勉強するメリットは多いんだ。
でも、真面目に勉強しない、成績が悪いグループに属していると自分も引っ張られる可能性があるから注意してね。
過去問・まとめノートの使い方
この章では薬学部の定期試験での過去問・まとめノートの使い方を具体的に紹介します。
用意するもの
ココがポイント
- 過去問
- まとめノート
- オレンジ or 赤ペン
- 暗記ペン
- 赤の下敷 or 赤の暗記シート
できれば赤ペンよりオレンジ色のペンのほうがいいです。
赤の下敷きをかぶせたときにオレンジ色のペンのほうが消えやすいので。
また、赤の下敷きをかぶせたときに文字が消える暗記ペンも用意しましょう。
暗記シートは参考書とかについてくることもあるけど、小さくてなくしやすいんだよね。
Mr.Tは大きくて硬めの赤い下敷きを使ってたよ。
チェックのつけ方を決める
チェックのつけ方を決めましょう。
例として、以下にMr.Tのチェックのつけ方を紹介します。
- 100%自信がある問題:/(スラッシュ)
- 正解した問題:〇
- 正解したがまだあやふやな問題:△
- 間違えた問題:×
/がついた問題は二度と解きません。
解説を読んで終わりです。
〇がついた問題は2週目以降も同様に解き、3回連続で〇がついたら/をつけて同様に二度と解きません。
△はあまり使いませんでしたが、なんとなく勘も手伝って正解した問題。
×は間違った問題に使います。
過去問やまとめノートを何週もして×を〇に、〇を/にして、すべての問題に/がつくまで繰り返します。
3回も連続で正解したらさすがにそれ以降間違えることはあまりないよ。
不安だったらもう一周プラスしてもいいけど、残りの勉強時間も考える必要があるね。
教科書で調べた問題はページ数を書いておく
過去問を解いて疑問点があり、教科書で調べた場合はそのページ数を書いておきます。
再度復習した時にまた調べなおす可能性が高いので、ページ数を書いておけば時短につながり、ストレスも減ります。
教科書を開いて調べるのは結構時間がかかるんだ。
パッとすぐに該当箇所が出てくれば時短にもつながるし、ストレスも軽減されるよ。
問題の選択肢すべてを理解する
科目によって解答方法は違いますが、正誤問題が出されたら問題の選択肢すべてを理解するようにしましょう。
例えば薬学部の国家試験は5つの選択肢があり、そのうちの2問を塗りつぶす問題が多いです。
試験では正解の2つだけを理解していれば解けますが、過去問では残りの3問もすべて理解できるようにしましょう。
過去問はその場で正解するのが目的ではなく、すべての問題を理解することが目的なので、問題そのものではなく選択肢ごとにチェックをつけていきます。
また、どこがその問題のポイントなのか、引っ掛かりやすい場所はどこなのかをしっかりと理解し、問題作成者側の立場になって考えることによって、知識がなくても問題が解けるようになる可能性が高まります。
以下に注目すべきポイントの例を紹介します。
問157
末梢循環を改善する薬物の作用機序に関する記述のうち、正しいのはどれか。2つ選べ。
1.イソクスプリンは、血管平滑筋のアドレナリンβ2受容体を刺激する。
2.エポプロステノールは、血管平滑筋のプロスタノイドIP受容体を刺激する。
3.カリジノゲナーゼは、酵素作用によりキニノーゲンを産生させる。
4.タダラフィルは、血管平滑筋のグアニル酸シクラーゼを阻害する。
5.ボセンタンは、エンドセリンETB受容体を選択的に遮断する。
第99回 問157より引用
難しい問題ですね。
実際に99回で出題された問題ですが、参考正答率が25%と低めです。
解説をしっかり読むのは当たり前ですが、その中でも重要なポイント、引っ掛かりやすいポイントをマーカーで塗ったり、オレンジ色のペンで書き込みをしておきましょう。
1.正 イソクスプリンは非選択的β受容体刺激薬。β2受容体を刺激して血管を拡張
2.正 エポプロステノールはPGI2製剤。IP(PGI2)受容体を刺激し、cAMP濃度を上昇
3.誤 キニノーゲンを酵素的に分解し、ブラジキニンの産生を促進
4.誤 タダラフィルは選択的ホスホジエステラーゼ(PDE Ⅴ)阻害薬
5.誤 ボセンタンは非選択的に血管平滑筋のETA及びETB受容体を遮断
循環器系の問題はひっかけが作りやすいので注意が必要です。
特に受容体の名称や刺激、遮断、阻害、選択的、非選択的などの用語のひっかけ問題は多く、問題を解いていけばどこに注目すればいいのかすぐにわかるようになります。
設問を見ただけで「ここがひっかけポイントだな」と瞬時に理解できるようになるんだ。
ひっかけポイントがわかればわからない問題でも正解できる可能性が高まるよ。
各選択肢にオレンジ色のペンで解説メモを残す
ポイントとなるところをオレンジ色のペンで書きこんでしまいましょう。
オレンジ色のペンで書き込む理由は、赤の下敷きをかぶせれば消えるからです。
過去問やまとめノートは繰り返して使うため、書き込みをしてしまうと次に解くときに邪魔になってしまいます。
直接過去問やまとめノートに書き込み、問題を解くときは赤の下敷きをかぶせ、答え合わせや解説を読むときは下敷きを外せば調べる手間もなくなるので時短につながります。
また、過去問やまとめノートにすでに答えが書かれている場合は、暗記ペンで塗りつぶしてしまえば赤の下敷きをかぶせると消えます。
あらかじめ重要なポイントを過去問やまとめノートのページに書いておけば、教科書を開かなくてもすぐに確認できるからオレンジ色のペンはおすすめだよ。
定期試験が近づくにつれて時間がないと焦ってきて、調べる時間ももったいなくなってくるから、直接書き込んでしまう方がストレスがなくなるんだ。
100%自信がある問題・三回連続で正解した問題は二度と解かない
一回目で完璧に解けた問題や、三回連続で◯がついた問題などの100%解ける自信がある問題は二度と解かないようにしましょう。
何度も言いますが、定期試験は科目数が多く、範囲が膨大なので、自分が解ける問題を何度も解いてもあまり意味がありません。
過去問の中には難しい問題もあれば基礎的で簡単な問題もあります。
簡単な問題はさっさと片付け、解けない問題を周回して解けるようになった方が点数アップにつながります。
周回してどんどん解く問題をなくしていく。
最終的にすべての過去問の問題・選択肢に/がつくのが目標だよ。
間違えた問題は翌日も解き、正解できるまで繰り返す
間違えた問題は翌日も解き、◯がつくまで繰り返しましょう。
その日は理解できても、翌日に解けるようになっているかはわかりません。
翌日も解いてみて、間違ったらその翌日も解いて〇がつくまで繰り返します。
勉強が進んでいき、量が増えると前日までの復習に時間がとられることが多くなり、新しい範囲に進めないこともあります。
それでも解けないまま次に進むぐらいなら、解けるまでしっかりと復習したほうがいいです。
どんどん先に進みたい気持ちはわかるし、進まなくて焦ってしまう気持ちも十分わかるよ。
でも、解けない問題を中途半端にしておく方が危険だから、しっかりと復習していこう。
よくある質問
この章ではよくある質問を紹介します。
いつから勉強を始めればいい?
できれば試験の2か月前から始められればベストでしょう。
最低でも1か月前には始めておきたいところです。
余裕を持って始めておかないと後で大変なことになるからね。
難易度は高い?難しい?
科目によりますし、教授が作る問題の癖もあるので難しいと感じるかは人それぞれでしょう。
しかし、高校の定期試験よりは難易度は高いです。
高校の定期テストでは教科書の問題や問題集・ワークをやっていれば点数を取れたと思いますが、薬学部の定期試験は問題集やワークがないので、アウトプットができません。
過去問のみが頼りです。
高校と大学のテスト勉強の仕方は全く異なるので、初めは勉強の仕方がわからず戸惑う人が多いです。
担当教授によってすごく簡単だったり、いくら勉強しても試験に落ちたりとムラがあるんだ。
半分以上の生徒が試験に落ちてしまうこともあるんだよ。
落ちてしまったらどうすればいい?
再試験がある科目は再試験を受けることができますが、再試験代がかかります。
中には再試験がなく、本試験の一発勝負ということもあり得るのでテスト前に十分に確認しておきましょう。
また、本試験で落ちてしまった科目の数が多いと、再試験の資格を失うという制度がある大学もあります。
例えば15科目のうち5科目以上合格していないと、他の科目の再試験は受けることができずに即留年が決まってしまうのです。
各大学の制度をしっかりと確認しておかないと即留年になってしまいます。
中には一気に10単位以上落としてしまって即留年が決まってしまう人もいるんだ。
決して珍しいことではないから一生懸命勉強しておこう。
過去問が手に入らない
新設の大学であればこのようなこともありますが、こればっかりはどうしようもありません。
手に入れられる可能性があるとすれば、担当教授が以前にいた大学の問題を手に入れるという方法がありますが、伝手がないとかなり難しいでしょう。
新設大学の場合は過去問なしで頑張るしかありません。
新設以外の大学は過去問が手に入らないわけありません。
先輩からもらえなかったとしても、絶対に自分の周りに過去問を持っている人がいるはずです。
「もらえる友人がいない」
「ぼっちだから手に入らない」
という人は薬学部をやめた方がいいです。
コミュニケーション能力が低いとこの先薬剤師としてやっていくことは不可能ですし、薬剤師にならなくても実務実習などで確実につまづきます。
「過去問を使うのは悪だ、ズルだ」
という学生もたまにいますが、このタイプは確実に留年します。
Mr.Tも1年生の時に数人見かけましたが、全員留年していました。
社会人になってからのほうがもっとコミュニケーション能力が必要になってくるので、練習だと思って大学時代にコミュニケーション能力を鍛えておきましょう。
「過去問を絶対に使わない派」は自分が過去問を手に入れられない嫉妬からも来てるんだよね。
天才だったら構わないけど、ほとんどの人は天才じゃないし、過去問を使って効率よく勉強した方がいいに決まってるでしょう。
余った時間は遊べばいいしね。
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過去問が汚くて見にくい
過去問は紙ベースだと何代にもわたって何人もの人が使用しているのでコピーすると見づらく、前の人の勉強の後がびっしりで汚い可能性があります。
非常に見にくくなりますが、徐々に慣れてくるのでそこまで心配する必要はないでしょう。
しかし、あまりにも汚くて勉強不能な場合は自分で書き直したり、作り直した方がいい場合もあります。
Mr.Tも数回ですがあまりにも見にくかったため、パソコンで打ち直したことがあります。
自分で作り直すことができ、解答部分はオレンジ色に設定しておけば赤の下敷きで消えるので、自分がやりやすい過去問を作ることができます。
時間がかかるからあまりお勧めはしないけどね。
でも、自分でまとめてみると覚えやすくはなるよ。
何割取ればいい?
各大学によって違うので自分で確認してみましょう。
例えばですが、Mr.Tが通っていた大学は60点以上で合格でした。
90点以上でS、80点以上でA、70点以上でB、60点以上でC、59点以下はDで再試験。
順位とかを気にしない人は60%以上取ればOK。
でも、4年生の研究室配属で苦労することになるからできればいい成績を取っておきたいね。
▼研究室配属については以下の記事をご覧ください。
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勉強する時間がない
様々な理由で勉強する時間があまりとれない人もいるでしょう。
極力バイトなどはテスト期間、テスト期間前は減らした方がいいです。
留年してしまっては元も子もありませんし、バイトしている意味が一瞬でなくなります。
がけっぷちの場合は一発で留年しないように、絶対に取るべき科目をしっかりと勉強し、捨て科目を作ることも戦略の一つです。
本試験と再試験は1か月程度間が空くので、1か月勉強する猶予ができます。
しかし、結果発表から再試験の期間が1週間もない大学もあるので、不安な科目は早めに勉強しておきましょう。
捨て科目を作るのは本当に最後の手だよ。
国家試験は一発勝負だから捨て科目を作るなんてできないからね。
▼テスト勉強が間に合わないときの対処法については以下の記事をご覧ください。
コチラもチェック
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薬学部のテスト勉強が間に合わないときの対処法を徹底解説【即留年回避】
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まとめ:情報・過去問を集めて完璧になるまで周回する、まとめノートを作れればベスト
今回は薬学部1年生~3年生の定期試験の勉強法について説明してきました。
最後にもう一度ポイントをまとめます。
ココがポイント
- 情報を集める
- 過去問・ノートを集める
- 完璧になるまで過去問やまとめノートを繰り返す
- 教科書を最初から全部読む時間はない
- 自分でまとめノートを作れればベスト
- 最低でも1か月前からは始めたい
1年生の前期は定期試験の難易度自体は低いのですが、勉強法がわからない、情報や過去問が集まらずに苦労する人が多いでしょう。
実際にMr.Tもそうでした。
高校のテストや受験勉強の方法では通用しないので、戸惑う人が多いです。
しかし、流れとやり方さえわかってしまえば3年生までずっと同じ方法で通用します。
また、CBTや国家試験などにも使える方法も紹介したので、あとはどれだけ自分が頑張れるかにかかっています。
中には「一夜漬けで突破した」、「一週間前からの勉強でも大丈夫だった」という猛者もいますが、よっぽどの天才か嘘つきです。
普段真面目に予習復習をこなしている人であれば可能かもしれませんが、ほとんどの学生はテスト期間以外は勉強しません。
やらなければいけないときにどれだけ一生懸命やるかにかかっているので、学生生活を楽しみながら効率よくテストを突破していきましょう。
Mr.Tも1年の後期は舐めすぎて失敗した経験があるから言えることだよ。
単位は落とさず、留年せずにストレートで国家試験に合格はしたけど、再試験の経験はあるからね。
失敗から学ぶことも多いよ。
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