こんにちは。Mr.Tです。
今回はスマホの使い過ぎについてです。
スマホ。
今や生活の一部、体の一部と言っていいほど浸透しているスマホ。
スマホ一台であらゆることができるようになりました。
電話、メールはもちろん、ネット、ゲーム、支払いなどなど他にもたくさん。
人類の生活を激変させてしまった素晴らしいスマホですが、冷静に考えてみるとスマホの使い過ぎについて考えたことがあるでしょうか。
iPhoneであれば、設定からスクリーンタイムを見てみましょう。
一日にどれぐらいの時間をスマホに費やしていますか?
Mr.Tは見たときに衝撃を受けました…
スティーブ・ジョブズやビル・ゲイツなど、誰でも知っているテクノロジーの分野で成功した2人も、自身の子どもさんたちにはiPadやiPhoneの使用を制限していたそうです。
テクノロジーを作った本人たちが制限しているというのは何かわけがありそうです。
今回はスマホの使い過ぎに関する影響についてまとめられている本を紹介します。
Contents
本を読んで気になった点
以下で今回Mr.Tが読んだ本を紹介しますが、本を読んでみてスマホの悪影響についていくつか気になった点を紹介します。
ココに注意
- 子供の学力が落ち、大人のIQが下がってきている
- スマホ制限で子供の成績がアップした
- サイレントモードでも集中力の妨げになる
- リンクがあるだけで気が散ってしまう
- スマホでは情報が頭に入らない
- マルチタスクは脳の構造上、効率が悪い
- SNSを使うほど孤独になり、人生の満足度が下がる
- アルコールやタバコは禁止するのにスマホは制限も禁止もしない
- ゲームやスマホ依存症を改善するための施設、プログラムがある
あくまでMr.Tが気になっている点であり、スマホの悪影響はこれだけではないのですが、あらかじめ頭に入れてから読むと理解が深まると思います。
スマホ脳
対象者
- スマホの危険性を知りたい人
- スマホが手放せない人
- 体調がすぐれない人
精神科医のアンデシュ・ハンセン(Anders Hansen) さんが書いた本です。
スマホ依存の危険性が書かれています。
人類の生活に多大な影響を与えたスマホは、持っているだけで何でもできます。
こんな魔法のようなスマホですが、実生活に悪影響を与えているという研究が多々あり、それらを紹介しています。
スマホが手放せないと思っている人にはぜひ読んでいただきたい一冊です。
ココがポイント
- スマホの危険性がわかる
- スマホの適切な使い方がわかる
- 研究結果や論文のわかりやすい説明
スマホが学力を破壊する
対象者
- スマホと学力の関係を知りたい人
- 自分の子供にスマホを買うか悩んでる人
- スマホの影響を知りたい人
東北大学教授の川島隆太先生が書いた本です。
こちらの先生は脳トレのゲームでも有名な方ですので、聞いたことがある人が多いと思います。
この本では主にスマホが子どもに与える学力に関する影響をメインに書かれています。
スマホを使う時間が多ければ勉強時間が減るので、結果学力が下がるのは当然というのは誰でも予想できること。
しかし、スマホの使い方によっては脳にも影響が出る可能性があるということを研究や論文からわかりやすく説明してくれています。
ココがポイント
- スマホと学力の関係をわかりやすく解説
- 研究・論文から導き出された考察を素人にもわかりやすく解説
- 子ども(自分)に対するスマホの影響がわかる
スマホ依存から脳を守る
対象者
- 「依存症」とは何か、怖さを知りたい人
- スマホとの付き合い方を知りたい人
- 子どもとスマホの関係について悩んでいる人
「なぜスマホ(ゲーム)をやり過ぎてはいけないの?」
と子どもに聞かれたら答えられるでしょうか?
大人も子どもも日常で普通に使っているスマホ。
使い過ぎると依存症になる可能性があります。
では、なぜ勉強や部活はやり過ぎても怒られないのに、スマホやゲームはやり過ぎると怒られるのでしょうか?
そして、依存症とは何なのかを解説してくれる本です。
依存者のための活動や対策なども書かれていて、とても為になる本です。
ココがポイント
- 「依存症とは何か」を詳しく説明
- スマホやゲームをやり過ぎてはいけない理由が分かる
- スマホ(ゲーム)依存者の実態や例が説明されている
Mr.Tの個人的な考え
自分の使い方に関して
Mr.Tはスマホをめちゃくちゃ使います。
調べもの、ゲーム、読書、株、スケジュール管理、動画、マンガ…
仕事中の上司とのやり取りでさえLINEですので、一日中スマホを持っていることになります。
忘れたり、なくしたりするとかなり焦ります。
家でも常に手に届く範囲にスマホは置いてあります。
店舗から電話がかかってくる場合もあるので。
冷静に考えてみるとこれって依存症に近いのではないでしょうか?
ゲームやテレビの見過ぎは怒られますが、スマホの使い過ぎというのはあまり注意しづらい。
勉強や仕事に使っている場合もあるので、知らず知らずのうちにスマホの利用時間が増えていく。
「あれ?ちょっとマズイんじゃね?」
と思ってスマホの使い過ぎに関する本を読んでみました。
薬剤師の観点から
スマホのおかげで生活は便利になったはずなのに、メンタルの不調を訴える人が多いというのは研究結果で証明されています。
研究期間が短いので、直接スマホがメンタルに関係していると言い切ることはできませんが、少なからず影響はあると思います。
眠れないという患者さんがたくさん来ますが、眠れないとすぐにスマホを見てしまう人が多いです。
スマホはブルーライトを発しているので脳を覚醒させてしまいます。
逆に目が冴えてしまうのです。
「寝る前にスマホやテレビは見ないように」
と説明しても
「それは無理です」
と返答されることが多くなりました。
眠れないと悩んでいるのにも関わらず、更に悪影響があるスマホは手放せない。
これは依存症の一部だとは思いませんか?
スマホに脳が支配されていると感じます。
あくまで一例ですが、メンタル疾患とスマホには多大な影響があると個人的には考えています。
周囲の使い方に関して
ちょっと怖いなと思うことがあります。
電車に乗っているときにほとんどの人がスマホを見ています。
もちろん、自分も見ますし、見ることが悪いことではありません。
中には一生懸命スマホで自己学習している人もいますので。
しかし、ほぼ全員が画面を見つめているというのは少し恐怖を覚えました。
また、飲食店でもスマホを見つめている人が多い印象です。
家族や友人、恋人が目の前にいるのにも関わらず会話はせずにそれぞれがスマホを見ている。
冷静に考えてみると異常だと思いませんか?
一緒にいる意味あります?
これが現代のコミュニケーションというのなら仕方がないのかもしれませんが。
まとめ
スマホは便利です。
今回の記事はほぼ否定の意見ですが、Mr.Tはスマホを手放す気はありません。
手放したら現在の生活ができなくなるので。
しかし、使い方に関しては少し見直さなければと思います。
「ちょっと休憩」からネットやSNSでどれだけの時間を無駄にしてきたか…
スマホアプリでどれだけの時間をゲームに費やしてきたか…
時間がないと言いながらもスマホにかなりの時間を費やしていたので、改善できれば他のことにもっと時間を使うことができます。
「スマホは悪だ!今すぐ使うのをやめよう!」
と言っているのではありません。
Mr.Tはこれからももちろん使い続けます。
しかし、自分の子供に持たせるとなるとやはり心配です。
これを機に自分のスマホの使い方を見直してみてはいかがでしょうか?
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