副業としてテープ起こしに興味があるんだけど、将来テープ起こしの仕事はなくなるってよく聞くの。
本当になくなってしまうの?
それだったら始めるのやめようかな…
近いうちに仕事がなくなるということはないよ。
音声認識ソフトに頼ることもあるんだけど、どうしても精度が悪くて人間の目を通さないとしっかりとした原稿を作ることができないんだ。
こんな方におすすめ
- テープ起こしの仕事がなくなるかどうか心配な人
- テープ起こしの仕事がなくならない理由を知りたい人
テープ起こし・文字起こしの仕事は将来なくなっていくという話をよく聞きます。
最近では音声認識ソフトやアプリの精度がどんどん上がっているので、AIに仕事を取られしまう…と思う人が多いからでしょう。
実生活でもスマホやリモコンなどに向かって、音声で反応してくれるものがたくさん増えてきました。
Mr.Tは薬剤師だけど「薬歴」という、患者さんに指導した内容を文章に残す仕事をしなければいけないんだ。
その薬歴を作成するのにも音声認識を使って作業しているよ。
これらの話だけ聞くとテープ起こしの仕事はすべてAIに取られてしまい、人間の仕事はなくなってしまいそうです。
しかし結論を先に言うと、テープ起こしの仕事がなくなることは今のところありません。
なぜなら、音声認識ソフトやAIでは人間に比べて精度が低く、正しい原稿を作ることが困難だからです。
今回はテープ起こしの仕事がなくならない理由、テープ起こしの仕事の重要性について詳しく説明していきます。
この記事を読めばテープ起こしの重要性がわかり、今すぐテープ起こしを始めたいと思うようになりますよ!
ココがポイント
- テープ起こし・文字起こしの仕事はなくならない
- テープ起こし・文字起こしの仕事は需要がある
- 音声認識ソフトでテープ起こしは難しい
テープ起こしの通信講座 おすすめ2選 |
|
テープ起こしの関連記事
\パソコン操作が苦手でもOK!/
Contents
テープ起こし・文字起こしの仕事がなくなる?
この章ではテープ起こしの仕事がなくならない理由を説明していきます。
テープ起こしの需要は増えている
テープ起こしの仕事自体は増えています。
例えば出版社などが記事を書くためにインタビューで得た音声データを外注し、それを基に文章を作成するということがあります。
自分ですべて音声データを文字に起こすのは大変で、そんな時間はありません。
外注することで空いた時間は他の仕事に費やせるようになりますね。
内容にもよりますが、世間の流行にのりたい、スクープを少しでも速く記事にして発行したいということもあるでしょう。
近年、情報の伝わり方は速く、SNSですぐに拡散されてしまう時代です。
スピード、効率が重要視される世の中なので、外注できるものは外注し、より速く仕事をこなすことが求めれているため、テープ起こしの需要も増えているのです。
どの業界も人手を減らして仕事を効率化することが求められているからね。
一人で全部やるのは無理だよ。
AIの精度が低い
「人間 VS AI」でテープ起こしをすると、圧倒的にAIのほうが仕事が速く、正確に仕事を行ってくれるでしょう。
しかし、これには条件があります。
それは「はっきりとした音声で聞き取りやすく、会話がかぶらないこと」です。
普段の会話を思い出してみると分かりやすいと思います。
- 語尾を最後までしっかりと話していない
- どもってしまう
- 複数人の会話がかぶってしまう
- 意味不明な言葉が出てくる
- 同音異義語の判断
- ケバ(「あー」「えー」などの文章になくても意味が通じるもの)
テープ起こしの依頼はゆっくり、はっきりと間違いなくしゃべってくれる音声は少ないです。
インタビューや会議などでも複数人が同時に話し、人間が聞き取れないところも多いのです。
また、しゃべる人も方言が強かったり、癖があるしゃべり方をしているなどと一筋縄ではいきません。
以上で説明したことについてはまだまだAIの技術が追いついていなく、人間がやるしかないのです。
人間が聞き取れない音声はAIでも聞き取れないよ。
AIを学習させるのには時間がかかる
人によってしゃべり方に癖があるので、AIの技術がまだ追いついていないと上記で説明しました。
しかし、実際にAIが人のしゃべり方を学習して正しく文字に起こす技術はあり、Mr.Tも薬剤師として働いているときは薬歴を書くために使っています。
滑舌が悪い人もその癖をAIが学習し、正しい言葉に自動で変換してくれるというAIの技術には驚かされます。
とても便利で重宝していますが、AIがその人のしゃべり方、癖を学習するのにものすごく時間がかかります。
テープ起こしはさまざまな人がしゃべり、納期も短いので一人一人学習させている時間はありません。
まだまだ人間の力が必要になってきます。
学習してしまえばとても楽なんだけど、学習させているときは誤変換が多くてとてもイライラするんだよね。
テープ起こし・文字起こしの仕事はなぜ需要があるのか?
この章ではテープ起こしの仕事はなぜ需要があるのかについて説明します。
仕事の効率化のため
上記の「テープ起こしの需要は増えている」の章でも説明しましたが、テープ起こしを外注することで仕事の効率化を図ることができます。
一人で全ての仕事をするのは時間がかかるので非効率的です。
現代は情報化社会であり、毎日膨大な量の情報が発信されています。
仕事の効率化、時間を有効に使うためにもテープ起こしの仕事は需要があるのです。
仕事はスピードが大切だから、効率化重視の波からは抜け出せないよ。
世の中に少しでも速く記事を公開するため
昔と今では情報の受け取り方が違います。
現代ではSNSが急速に発達したため、一度世の中に出た情報はものすごいスピードで広まってしまいます。
そのため新聞や雑誌などの媒体も、話題になっている情報やタイムリーなニュースはできるだけ早く世の中に公開しないと他社に遅れをとってしまうのです。
せっかく入手したスクープがスクープでなくなってしまうことがあるのですね。
そのためにもテープ起こしを外注することで仕事を効率的に、時間を有効に使って空いた時間を他の仕事に回しているのです。
お金に余裕があるのであればどんどん外注して、自分にしかできない仕事をした方がいいよね。
▼テープ起こしの外注については以下の記事をご覧ください。
コチラもチェック
コエラボの評判・口コミを徹底解説【テープ起こし・文字起こし】
続きを見る
情報公開法が施行されたため
1999年5月に、行政機関が保有する情報の公開請求手続きを定める「情報公開法」が公布されました。
これに伴い、市町村などの行政機関は議事録を作成することが必要になりました。
議事録を作るのには膨大な時間と労力がかかるため、テープ起こしを外注して仕事の効率化を図っています。
審議会や小委員会などでも議事録は作成されるため、テープ起こしの仕事となるものは毎日のように発生してくるのですね。
素人が音声をテキストにするのは難しいんだ。
外注して自分の仕事をする方が効率的。
音声認識ソフトでテープ起こしは難しい
この章では音声認識ソフトでテープ起こしを行うことが難しい理由を説明します。
音声認識ソフトは自分が入力する必要はないため、非常に便利な道具です。
AIが勝手に音声を判断してくれ、文字に起こしてくれます。
しかし、AIも完璧ではなく、どうしても苦手分野というものがあります。
以下にAIの苦手分野、人のほうが勝っている項目を挙げ、一つずつ解説していきます。
ココがポイント
- 複数人の声が重なる
- マイクの距離が遠く、聞き取りづらい
- 雑音が多い
- BGMなどの音楽がバックに流れている
- 方言で話している
- 専門用語
- 造語や新語
- 同音異義語
- 感情の抑揚が激しい
複数人の声が重なる
会話が重なってしまうことはよくあることです。
当事者同士はもちろんですが、会話とは関係のない周りの人の声も音声データの中には混じってしまいます。
AIはどの人が当事者か、無関係なのかの判断が難しいのです。
全部聞き取ったら原稿が大変なことになってしまうよ。
マイクの距離が遠く、聞き取りづらい
大きな会場だと話者とマイクの距離が遠く、話の内容が聞き取りづらい場合があります。
AIがどこまで聞き取ってくれるかはそのソフトによりますが、あまり精度はよくないでしょう。
雑音が多い
雑音が多く、話者の内容がよく聞き取れないことがあります。
外で会話していたり、お店の中でインタビューを行ったり、録音している場所は人それぞれです。
雑音が多い環境ではAIは正確に書き起こすことが難しくなります。
BGMなどの音楽がバックに流れている
雑音と似ていますが、お店の中で録音をしている場合、バックにBGMが流れている場合があります。
AIがそのBGMと話者をしっかりと聞き分けて書き起こすことは非常に難しいです。
歌詞付きの音楽が流れていると、その歌詞まで原稿にされてしまう恐れもあるんだ。
方言で話している
方言は聞き慣れていないと非常に難しいです。
AIも方言独特の訛りや言葉に対しては正確に書き起こすことは難しいでしょう。
方言のテープ起こしはその方言に詳しい人以外はやめておいた方がいいよ。
ある程度内容はわかっても、細かいところまではなかなか聞き取れないから時間がかかってしまうんだ。
専門用語
専門用語はその分野に精通していないと非常に難しいです。
テープ起こしはさまざまな分野の案件をこなさなければならず、すべての専門用語をAIに登録するなんてことは不可能です。
Mr.Tは薬剤師だから医療系の用語は一般の人よりは強いよ。
それでも聞き慣れない言葉はたくさんあるから専門用語は難しいね。
新語や造語
言葉は時代と共に進化するので、新しく作られる言葉や勝手に作られる造語も会話の中には出てきます。
初めて聞く単語は人間が理解できないように、AIも認識することが不可能です。
同音異義語
日本語は難しく、同音異義語は数え切れないほどあります。
前後の文脈から推測し、当てはまる同音異義語を選択するのはAIにも難しい作業です。
同音異義語の例
- 回答、解答
- 保証、保障、補償
- 確率、確立
パソコンやスマホで文章を書いていても、同音異義語でつまづくことが多いよね。
感情の抑揚が激しい
テープ起こしは全員が聞き取りやすい声で話しているわけではありません。
例えば裁判や電話でのクレーム、内部告発などの音声もテープ起こしの仕事として存在します。
これらの案件は感情の抑揚が激しいことがあります。
怒ったり泣いたり、喜怒哀楽が激しい会話は聞き取りが困難であり、AIでも判別が難しいです。
怒ったり泣きながら喋ると何を言っているかわからないことが多いからね。
AIでも認識できないことが多いんだ。
まとめ:テープ起こしの仕事はなくならない!始めるなら今すぐに挑戦してみよう!
この記事ではテープ起こしの仕事がなくならない理由、テープ起こし仕事の重要性について説明してきました。
以下にこの記事の内容をまとめます。
ココがポイント
- テープ起こし・文字起こしの仕事はなくならない
- テープ起こし・文字起こしの仕事は需要がある
- 音声認識ソフトでテープ起こしは難しい
テープ起こしという仕事が近い未来になくなることはありません。
AIが急速に発達しても、この記事で挙げたAIの問題点を全て解決するのはまだまだ先のことでしょう。
副業としてテープ起こしに興味がある、実際にテープ起こしをやってみたいという人は、実際にMr.Tが通信講座のたのまなで勉強した記事を一度ご覧ください。
これからどのようにテープ起こしを行っていくか、参考になりますよ。
テープ起こしの関連記事
テープ起こし・文字起こしの勉強は通信講座がおすすめ
テープ起こしの通信講座 おすすめ2選 |
|
テープ起こし・文字起こしの勉強は独学より通信講座で勉強することをお勧めします。
テープ起こしは資格がいらず、独学でも勉強可能で手軽に副業として始めることができます。
しかし、テープ起こしの正しいスキルや気を付けなければいけない事項などは独学だとなかなか身に付きません。
通信講座を利用すれば正しいスキルを習得しつつ、第三者の目を通してもらうことで効率的にレベルアップすることができます。
また、通信講座によっては資格取得後の就業支援もあるので、独学で勉強するよりはるかに稼ぎやすいというメリットもあります。
テープ起こしの関連記事
\パソコン操作が苦手でもOK!/